仙台土産はスーパーのクッキー！？ケチケチ義弟の「節約術」が常識外れ 高級ビールの横取りに家族も苦笑い

結婚を機に、義両親だけでなく「義理のきょうだい」という新しい家族関係が生まれることがあります。友人でもなく、完全な他人でもなく、微妙な距離感のあるこの関係性。皆さんは義理のきょうだいとどのくらい交流していますか？血縁がない分、育った環境や価値観の違いに戸惑うこともしばしばありますよね。東京都在住のMさん（43歳）は、義理の弟の「節約術（ケチっぷり）」に驚いているそうです。

義弟の驚くべき節約術、いやケチっぷり

Mさんには4歳年下の妹がいて、その配偶者として義弟が家族に加わりました。義弟はMさんと同じ43歳です。

妹夫婦はMさんの両親の家と同じ敷地内にある別の家で暮らしており、Mさんが里帰りするたびに義弟とも顔を合わせます。義弟は見た目も良く、明るい性格で、敷地内に住むMさんの両親とも良好な関係を築いているように見えました。しかし実家に帰るたびに実母から義弟に対する愚痴を聞くようになりました。

仙台お土産事件～ それ、銘菓じゃない～

ある日、義弟が仙台への出張から戻ってきました。出張中は子どもの送迎など、家の用事を義弟にかわって両親が手伝ってくれたそうです。妹は「手伝ってくれた実家の両親へお礼も込めて、お土産を買ってきてね」と頼んでいたそうです。

仙台といえば名物や銘菓がたくさん思い浮かびます。家族一同、どんなお土産が来るかと楽しみに待っていたところ、義弟が買ってきたのはなんと、普通のスーパーでどこでも売っているようなクッキーでした。

驚いて買ってきた理由を尋ねると、「安いものが何もなかったんだよ」と、言わなくていい一言。それを聞いた母親は、「私たちには安いものしかあげたくないってことなのね」と皮肉を言わざるを得なかったそうです。

食べたくないのに　レストランで一番高いものを頼む義弟

また別の日、Mさんの母親が「今日は私のおごりよ！」と言って家族でレストランに行った時のこと。義弟は普段、自分でお金を出す時は地味なメニューを選ぶそうですが、この日は違いました。

「え？それを頼むの？」というような一番高い料理を選び、さらにはデザートに豪華なパフェまで追加。妹が義弟に「それ本当に食べたかったの？」と聞くと、義弟は笑顔で「だって一番高いじゃん」と返答。その態度に家族全員が呆気にとられたそうです。

持ってくるのは安いビール、飲むのは高級ビール！？ 義弟の戦略

妹家族と実家の両親は、いつもは生活を別にしていますが、子どもたちの誕生日や記念日には実家で両親と一緒に食事をすることがあります。その際、お酒などの飲み物は各自持参することになっています。義弟が持ってくるのはいつも「第三のビール」。しかし、実家の父用が用意した「本物のビール」を見つけると、義弟は何食わぬ顔でそれを飲み始めるのだとか…。

持ってくるのは安いビールだけど、飲むのは本物のお高いビール。イソップ童話で神様が「あなたが落としたのは金の斧ですか？それとも銀の斧ですか？」と語りかけるシーンがありますが、同じように「あなたが持ってきたのは、本物のビールですか？それとも第三のビールですか？」などと質問したくなります。

価値観の違い？それとも…

義理のきょうだいとは、育った環境や価値観の違いを感じることも少なくありません。この義弟のケチっぷりには驚きを隠せないものの、憎めないエピソードなのかもしれません。みなさんは義理のきょうだいでびっくりしたエピソードはありますか？

▼30代・東京都／義姉について～リアクションのない義姉～

義姉の誕生日に、家族全員でサプライズパーティーを計画しました。 義姉が大好きなケーキを買い、部屋の飾りつけを用意して待っていたのに、いざ義姉が帰宅してサプライズ！ となった瞬間、全く驚きずに「ありがとう」とだけ言い、特に感動のアクションもなく淡々としていました。 その後、家族は気になってサプライズが嫌いなのかと聞いてみるとただ「驚くのが苦手なだけ」との感想。それにしても全く驚かないのにはびっくりしました。

▼ 40代・神奈川県／義兄について～自分の財布の時は、回転寿司～

姉に聞いたのですが、外食に行く際に夫婦間で、支払いは家計費から出すのか、義兄のお小遣いから出すのかの牽制から始まるそうです。いつもは大食漢な義兄ですが、義兄が自分のお小遣いから家族の分を支払うとなると、いくところは決まって回転寿司。しかも安い単価のお皿の寿司ばかり選んで食べます。高級な皿や1カンだけしか乗っていない皿には見向きもしません。そして、突然食欲が激減します。「もうお腹いっぱいだよ」と言って自宅に戻ると普通にアイスやお菓子を食べているそうです。それを聞いた時は、なんてケチなんだろうと苦笑いしかできませんでした。

▼30代・埼玉県／義兄について～趣味が個性的すぎる～

普段は落ち着いていて温厚な義兄が、ある日突然「実はコレクションしているものがあるんだ」と言い出し、見せてくれたのは大量の呪物品。魔術的な儀式で使用されるような道具、不気味な人形や石、赤黒くさびついた剣のようなもの。「触らないほうがいいよ」と言われましたが、絶対触りたくない、一刻も早くこの場から立ち去りたいと思いました。

▼ 40代・東京都／義妹について～赤裸々すぎる女子トーク～

5つ下の義妹。可愛がっているのですが、最近距離感がおかしくなっています。友達のように何でも話してくれるのは嬉しいのですが、義妹の経験人数から、性の悩みまで、色々と聞かされます。おとなしそうな義妹ですが、意外と異性の経験が多くてびっくり。今も職場の男性から言い寄られてるそうで、楽しそうに話されると　私もなんと言っていいのか困惑しました。とりあえず色々と話をあわせていると、「お姉さんはどうなんですか？」と私の過去の恋愛や性生活の話も聞いてきて、かなり困惑しています。

（まいどなニュース特約・松波 穂乃圭）