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正倉院宝物「開封の儀」 六つの部屋の扉に結ばれた麻縄の封解き

毎日新聞 / 2024年10月2日 11時48分

正倉院の西宝庫に入る宮内庁などの関係者ら=奈良市雑司町の正倉院で2024年10月2日午前10時10分、稲生陽撮影

 聖武天皇(在位724~749年)の遺品などを納める奈良市の正倉院で2日、宝庫の鍵を年に1回解く「開封の儀」があった。飯田剛彦・宮内庁正倉院事務所長ら15人が西宝庫に入り、宝物を納めた六つの部屋の扉に結ばれた麻縄の封を解いた。11月29日の「閉封の儀」まで、約9000件の宝物の点検や調査、防虫剤の入れ替えなどをする。

 宝物のうち、金属にガラス質の釉薬(ゆうやく)を焼き付ける七宝の技法で装飾された「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」など57件は、奈良国立博物館(同市)で開かれる「第76回正倉院展」(10月26日~11月11日)に出展される。

 観覧には入館日時を指定する観覧券をインターネットなどで購入する必要がある。入館当日も購入できるが、同館窓口での販売はしていない。【稲生陽】

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