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「よりそう」の文字浮かぶ 東遊園地で灯籠に火が点灯 阪神大震災

毎日新聞 / 2025年1月17日 5時55分

阪神大震災から30年を迎え、灯籠(とうろう)の火で浮かび上がった「よりそう 1.17」の文字を囲んで黙とうする人たち=神戸市中央区で2025年1月17日午前5時46分、中川祐一撮影

 死者6434人を出した阪神大震災(1995年)の発生から30年を迎えた17日早朝、犠牲者を追悼するための行事「1・17のつどい」が開かれる神戸市中央区の東遊園地では、会場に並べられた数千本の灯籠(とうろう)に火がともされ、「よりそう」の文字が浮かび上がった。

 文字は公募された53件の候補から選ばれた。震災当時から今に至るまで、被災者や遺族同士が寄り添い続けてきたことを踏まえて、つどいの実行委員会が決めた。東日本大震災(2011年)や能登半島地震(24年)の被災地も忘れずに支えようという思いが込められている。

 会場では震災が発生した午前5時46分、犠牲者に黙とうがささげられ、遺族代表が追悼のことばを述べる。東日本大震災と能登半島地震の発生時刻に合わせ、午後2時46分と同4時10分にも黙とうがある。【山本康介】

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