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阪神大震災30年 発生の午前5時46分に合わせて被災地で黙とう

毎日新聞 / 2025年1月17日 5時53分

阪神大震災から30年の朝、「1・17のつどい」で竹灯籠(とうろう)に火をともす人たち=神戸市中央区の東遊園地で2025年1月17日午前5時22分、滝川大貴撮影

 死者6434人を出した阪神大震災(1995年)の発生から30年を迎えた17日、兵庫県内の各地で追悼行事が営まれ、発生時刻の午前5時46分に合わせて犠牲者に黙とうがささげられた。

 神戸市中央区の東遊園地で開かれている追悼行事「1・17のつどい」では「よりそう」の文字をかたどるように並べられた数千本の灯籠(とうろう)の火の前で、来場者が手を合わせて震災で亡くなった大切な人に思いをはせた。

 「よりそう」は震災当時から今に至るまで、被災者や遺族同士が寄り添い続けてきたことを踏まえて、つどいの実行委員会が決めた。東日本大震災や能登半島地震の被災地のことも忘れずに支えようという思いも込められており、黙とうはそれぞれの地震の発生時刻(午後2時46分と同4時10分)にも予定されている。【山本康介】

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