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健康寿命、コロナで外出自粛が影響? 大分県1位→25位に 1歳短縮

毎日新聞 / 2025年1月22日 11時30分

写真はイメージ=ゲッティ

 厚生労働省が発表した2022年の「健康寿命」の都道府県別順位で、大分は男女とも前回19年から順位を落としたことが分かった。男性は1位から25位、女性が4位から10位にそれぞれ順位を下げた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出機会の減少が影響したとみられるという。

 健康寿命は、健康に日常生活を送ることができる期間を示す指標。国民生活基礎調査を基に3年に1回算出される。

 22年の全国平均は男性72・57歳、女性75・45歳。大分は男性72・37歳(前回73・72歳)、女性75・94歳(同76・60歳)で、男女とも前回から寿命が1年前後縮まった。

 縮まった背景について、県健康増進室は、コロナ禍で外出が制限され、人とコミュニケーションを図る機会が減ったことなどがあると分析。大分は元々、高齢者が公民館や公園などで交流を楽しむ「通いの場」への参加率が全国で最も高かったことから、外出自粛の影響は大きかったとみている。

 県は、健康寿命を延ばす対策として、減塩食の普及や、企業ぐるみによる健康づくり支援などを進めるとしている。【李英浩】

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