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AI(人工知能)による投資信託とは

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2017年2月1日 10時0分

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AI(人工知能)による投資信託とは

今注目のAI(人工知能)。大量のデータを集めたり、情報を分析したりするのはお手のものです。その特性は、投資の世界でも有利に働いて、AIが運用する投資信託が登場。感情に流されないAIだからこその好成績も期待されます。

AI(人工知能)による投資信託とは

アメリカのゴールドマン・サックスは2008年から導入済み

投資の話題でよく耳にする「投資信託」ですが、私達投資家からお金を集めて、運用の専門家が株や債券などの金融商品でそのお金を運用して、運用益を得るものです。この運用の専門家を、AIにやってもらうのがAI投資信託です。

AIで運用とはどのような運用手法を使うのでしょうか。ちょうど2017年2月に、世界最大級の投資銀行である、アメリカのゴールドマン・サックスが日本でAI投資信託を設定します。この「GSグローバル・ビッグデータ投資戦略」を例に手法を見てみましょう。

この運用手法ではどのように投資先を選ぶのでしょうか。まず人間が使う日常言語をAIに学習させます。これを「自然言語処理」というそうです。言葉を覚えたAIは、株式や債券を専門とするアナリストのレポートや、ネットに飛び交うニュース記事を読み、分析し、そのビッグデータを基に各企業の株価や債券が割安かどうか、将来性があるかなどを判断するそうです。その上で、最適と思われる投資先を選び、運用する作業を疲れることなく続けていきます。

ゴールドマン・サックスは、既に2008年からAI運用を開始し、その投資信託をアメリカやヨーロッパで販売しています。気になる投資成績は、過去1年間に5.8%、3年で28.1%の上昇で、かなりな好成績です。頼もしいファンド・マネージャーと言えるでしょう。

AI投資信託の進化系、ロボアドバイザー

「AIの実力のほどは分かったけれど、投信1本を買うのは不安が……」「投資は分散投資が大切って聞いたけど?」というみなさんにぴったりなサービスが“ロボアドバイザー”です。 こちらもAI利用ですが、預金も含めて、資産を丸ごと預けられる、“ラップ口座”のサービスです。楽天証券の『楽ラップ』を例に少し覗いてみましょう。

口座を開設する前に、さまざまな質問に答える必要があります。何やら心理占いのノリで「野菜を買うとき、どのような基準で買いますか?」「デパートで福袋を売っていました……」などなど。

15問ほどの質問に答えることで、投資に対する姿勢や、どの程度リスクをとれるかなどを検討してくれて、おススメの投資タイプを示してくれます。投資先も、国内株、債権だけでなく、外国株や、不動産投信から預金まで多岐にわたります。

この投資先のコントロールを1%程の手数料でやってもらえるのですから、“素晴らしい”の一言です。『楽ラップ』は10万円から始められますが、マネックス証券の『MSV LIFE』は1万円から、ウェルスナビの『ウェルスナビ』は、100万円からなど、それぞれ特色があります。

「投資をちょっと始めてみたいけど、いきなり分散投資って言われても……」と思考停止になっていた、30代、40代の投資初心者に人気のようです。投資タイプ判断アンケートは性格占いのようで、飲み会でも使えそうです。一度試してみてはいかがでしょうか。

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