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老後資金が用意できるか

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年11月21日 10時0分

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老後資金が用意できるか

現在教育資金がかかっており、老後資金を貯める余裕がありません。老後資金は、子供が大人になってから貯めはじめても間に合うものでしょうか。今から貯めた方が良ければ、教育資金を支払いつつ、老後資金を少しづつでも貯める方法や考え方を知りたいです。

もっさん

人生には3大貯め期があると言われています。「1.独身時代」、「2.子供が生まれる前の共働き期」、「3.子供が成人してから退職するまで」の3つの期間です。逆に教育費がかかる期間は、もっさんさんがお感じになっているとおり、人生全体を通しても、貯めるのが難しい時期と考えられています。

 

「貯め期」には手取りの20〜30%程度、「子育て期」では子供が小学校〜中学校の時期は10%、保育園や高校・大学時代は5%程度を目安に貯蓄できると理想的ですが、難しいこともありますよね。今は難易度が高い時期であると割り切り、貯蓄が減らなければOKと手綱を緩めることも必要かもしれません。

 

老後資金が足りるかどうかは、子供が独立して以降も生活費をどれくらい使うのかや、何歳まで仕事を続けるのかによって大きく変わってきます。
勤務先によりますが、55歳や60歳の時点から役職定年などを迎えて収入が減るケースも多いため、会社の制度や前例などを気にかけて、子供の年齢と照らし合わせながらラストスパートがかけられるか、確認をしておくことも将来を見通すための1つの要素になります。

 

極端かもしれませんが、仮に亡くなる直前まで稼ぎ続けることができるなら、必ずしも潤沢な老後資金は必要ありません。ただ、体調やご自身の希望などでお仕事をスローペースにしたり、どこかのタイミングで終わりにしたいということもあると思います。
そうした見通しを自分で立てるためには、60歳や65歳以降の貯蓄の推移を複数パターンシミュレーションしてみるのがオススメです。

 

60歳や65歳時点での貯蓄、退職金、「ねんきんネット」を使って試算した公的年金の受給額などを洗い出し、使うであろう生活費や住宅ローン残高などを差し引きます。65歳や70歳まで働くパターンや、生活費を月2万円節約するパターンなど、複数の組み合わせの数字を書いてみて、資金が90歳や100歳まで底をつかない組み合わせを見つけていきます。
長く働くこと、節約すること、今から貯蓄を積み上げること、少しずつ、自分にとって無理なくできる加減を組み合わせて、人生全体の家計をやりくりしていけると良いでしょう。

 

見通しを立てた結果、今から貯蓄を積み上げることが必要だと感じられたら、60歳まで引き出しができないiDeCoや、いつでも引き出せるつみたてNISAなどを使って月1万円でも5,000円でも、将来のための蓄財をスタートされると良いと思います。

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