クレジットカード再発行中の引き落としはどうなる？再発行の手順や注意点について詳しく解説

ここでは、クレジットカードの再発行手続き中の引き落としが、どのように取り扱われるのかを解説します。各種サービス（公共料金やサブスクリプションサービスなど）の支払い方法をクレジットカードに設定している方は、再発行手続き中の各種サービスの利用料金の引き落としがどう扱われるのか、事前に把握しておきましょう。 再発行の申し込みの流れや注意点も解説しますので、クレジットカードの破損や磁気不良などの事情でクレジットカードの再発行を検討している方は、参考にしてください。

クレジットカードの再発行中に引き落としは行われる？

クレジットカード再発行手続きの最中に、各種サービス（公共料金やサブスクリプションサービスなど）の利用料金の引き落としが実行されるかどうかは、カード番号の変更の有無によって異なります。

 

クレジットカードの破損や磁気不良などにより、カード番号の変更を伴わずに再発行される場合は、手続き中であっても各種サービスの利用料金は引き落とされます。

 

一方で、紛失や盗難などによりカード番号の変更を伴う場合、再発行されるまでは旧カードの利用が停止され、再発行後に新しいカード番号を登録しなければ支払いが実行されないケースがあるので注意が必要です（※1）。

 

正常に引き落とされなかった場合は、各事業者から送付される払い込み用紙などを用いて、金融機関や店舗などで支払う必要があります。

 

（※1）利用先によっては、自動的に新しいカード番号への引き継ぎが実行される場合もあります。

引き落とし日までに再発行の申し込みを完了させておくべきケース

以下の場合は、各種サービスの利用料金の引き落とし日に間に合うように、再発行の申し込みを済ませることをおすすめします。

 

• 紛失・盗難により、クレジットカードが手元にない場合
• カード番号の変更を伴う再発行の場合

それぞれについて詳しく解説します。

紛失・盗難により、クレジットカードが手元にない場合

紛失・盗難によってクレジットカードが手元にない場合は、すぐにクレジットカードの発行会社に連絡し、カードの利用停止措置を講じたうえで、再発行を申し込んでください。

 

各種サービスの引き落とし日までに再発行が間に合わなかった場合は、先述したように送付されてきた払い込み用紙などで支払う手間がかかる場合があります。

 

手間をかけたくないのであれば、各種サービスの利用料金の引き落とし日までに再発行が完了するように申し込みを進めましょう。

 

なお、利用停止よりも前に利用していた分の支払いは、引き落とし日に請求が間に合う場合があります。

カード番号の変更を伴う再発行の場合

紛失・盗難以外の理由でも、再発行によってカード番号が変更される場合があります。

 

例えば、カード情報（カード番号、有効期限、セキュリティコードなど）が流出し、第三者によって無断で使用される可能性があるケースです。ご自身でカード利用停止の申請を行っていなくても、カード会社が不正使用を検知してクレジットカードの再発行を案内する場合があります。

 

その場合クレジットカードが手元にあっても、カード番号変更をともなう再発行が必要となります。

クレジットカードの再発行を申し込む流れ

クレジットカードの再発行の手順は、カード会社によって異なる可能性があるので、各社の公式サイトで詳細をご確認ください。

 

ここからは、楽天カードを例に、再発行申し込みの流れを解説します。

 

紛失や盗難の場合は、24時間受付の「紛失・盗難専用ダイヤル：0120‐86‐6910」に速やかに連絡しましょう。フリーダイヤルが利用できない場合は「092‐474‐9256」、渡航先からのお問い合わせは「81（国コード）‐92‐474‐9256」にて電話を受け付けています（※2）。

 

破損や磁気不良などの理由で再発行を申し込む場合は、以下の流れで手続きを進めてください。

 

1. 楽天カード会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」にログインする
2. 「お申し込み（カード／サービス）」メニューから、「カードの作り直し」に進む
3. 「作り直しを希望するカード」および「申請理由」を選択する

なお、24時間対応の「自動音声専用ダイヤル（0120‐30‐6910）」からの手続きも可能です。カード番号と生年月日を確認し、音声案内に従って、以下のように手続きを進めましょう。

 

1. 「6」の「再作成」を選択
2. 「クレジットカード番号」「生年月日」を入力
3. 「2」の「汚損・破損」を選択

楽天カードでは、新しいクレジットカードのお届けには、通常1週間から10日ほどかかります。そのため、なるべく早く再発行を申し込みましょう。

 

（※2）楽天カードの「紛失盗難ダイヤル」は専用ダイヤルのため、紛失・盗難・拾得以外のご案内はいたしかねます。あらかじめご了承ください。

クレジットカードの再発行に関する注意点

以下は、クレジットカードの再発行に関しての注意点です。

 

• クレジットカードの再発行後、すぐに新しいカード番号を登録する
• 引き落とし日までに再発行が完了しなかった場合の対応を把握しておく
• ほかの支払い方法に変更することも検討する

それぞれについて詳しく解説します。

クレジットカードの再発行後、すぐに新しいカード番号を登録する

各種サービスの支払い方法としてクレジットカードを登録している方は、再発行後、すぐに新しいカード番号を登録することが重要です。

 

旧カードの番号を登録したままだと、各種サービスの利用料金が引き落とされない場合があります。

 

再発行後、迅速に各種サービスへ登録しているカード番号の変更を行いましょう。
また、引き落とし状況の確認のために旧カードの利用明細を閲覧したい方は、カード会社の公式サイトなどで方法をご確認ください。楽天カードの場合、「楽天e-NAVI」のトップページにて表示させたいカードを選択することで、再発行前の楽天カードの利用明細を確認できます。

引き落とし日までに再発行できなかった場合の対応を把握しておく

タイミングによっては、各種サービスの利用料金の引き落とし日までにクレジットカードの再発行が完了しないケースもあるでしょう。カード番号の変更を伴う場合は、支払いが実行されない状態が一定期間続く可能性があります。

 

そのため、あらかじめ利用先の公式サイトを確認したり電話で問い合わせたりして、「クレジットカードでの支払いが可能になるまでの利用料金の支払い方法」を把握しておきましょう。

ほかの支払い方法に変更することも検討する

支払い方法の変更が可能な場合、再発行を待つ間は各種サービスの利用料金の支払い方法を「口座振替」などに変えておく選択肢もあります。変更しておけば、引き落としがされない事態を避けられます。

 

ただし、サービスによってはクレジットカードでしか支払いができない場合もあるので注意してください。クレジットカードを複数枚保有している方は、各種サービスの支払い方法を一時的に別のカードに設定し直すことも検討しましょう。

 

各種サービスの利用料金の引き落とし日が迫っていて支払い方法の変更が間に合わないときは、支払いができなかった場合の対応方法を確認しましょう。

再発行を申し込む場合は、手続き中の引き落としのことも考えよう

クレジットカードの再発行を申し込むときは、手続きが完了するまでの期間や各種サービスの利用料金の引き落としがどうなるのかを、カード会社や利用先の公式サイトなどで調べましょう。

 

破損や磁気不良などを理由とする再発行でカード番号が変更されない場合は、各種サービスの利用料金の引き落とし日を気にする必要はありません。

 

紛失や盗難を理由に再発行を申し込む場合は、カードを利用停止したうえでカード番号の変更が必要となるので、各種サービスの利用料金の支払い情報を新しいカード番号に変更しなくてはなりません。

 

各種サービスの利用料金の引き落とし日までに再発行の手続きが間に合わないと、払い込み用紙などで支払わなければなりません。手間をかけたくないのであれば、早めに再発行を申し込むことをおすすめします。

なお、楽天カードなら郵送で書類をやり取りする手間がなく、「楽天e-NAVI」からオンラインで再発行を申し込めます。また、24時間対応の自動音声専用ダイヤルも利用可能で、そちらでも申し込みが行えます。

 

お支払い金額100円につき1ポイント（※3）の楽天ポイントが貯まるなどのメリットもあるため、再発行を機にほかのクレジットカードへの申し込みをお考えの方は、楽天カードをぜひご検討ください。

 

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（※3）一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳細はこちら

 

※この記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しております。