京都で“手ぶら観光”を！新・巡回バス「ＨＡＮＤＳ ＦＲＥＥ ＢＵＳ」試験導入 オーバーツーリズムよる混雑の緩和を目指す

　京都では、観光による混雑解消に向け、新たなバスが導入されました。

　秋の紅葉シーズンを前に、京都市で１０月１日から試験的に導入された「ＨＡＮＤＳ ＦＲＥＥ ＢＵＳ」。市の観光協会がはじめたもので、スーツケースなどの大きな荷物を預けることができるほか、市内中心部のホテルやＪＲ京都駅、烏丸御池などの停留所を循環します。

　定員制のため座席に座ることができ、利用料金は１回の乗車で大人（中学生以上）が５００円です（小児２５０円）。京都市では、オーバーツーリズムによる公共交通機関の混雑が問題となっていて、このバスの導入で混雑緩和につなげたいとしています。

　（京都市観光協会　観光活用課長　藤森稔人さん）「大きな荷物をもって移動されるよりは、身軽に移動してもらう方が快適に観光できると思います。手ぶら観光をしていただきたい」

　観光協会は１２月まで実証運行を行い、今後、本格運行を目指すとしています。