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「亡くなった方に恥じない生き方を」「人とのつながりをもっと大切に」阪神・淡路大震災から30年 各地で追悼行事 当時の記憶と教訓を伝える一日に 

MBSニュース / 2025年1月17日 12時35分

「亡くなった方に恥じない生き方を」「人とのつながりをもっと大切に」阪神・淡路大震災から30年 各地で追悼行事 当時の記憶と教訓を伝える一日に 

 阪神・淡路大震災の発生から30年です。神戸市中央区の東遊園地では追悼行事が行われています。

 1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災では、災害関連死を含め6434人が犠牲となりました。

 今年、灯籠がかたどった文字は「よりそう」。能登半島地震など、ほかの被災地の人たちとも共に歩もう、という思いが込められています。

 発災から30年となる今年は会場に去年の2倍近い約1万1000人が追悼に訪れています(午前7時時点)。

 (被災してけがをした人 50代)「生きたかった人もいるのに、なんで生き残ったのだろうとか、ずっと苦しかった。生かされたのだから、亡くなった方に恥じない生き方をしないといけないのかな」

 (曾祖父母を亡くした人 20代)「去年、防災士(の資格)をとりました。毎日を大切に生きようとか、人と人とのつながりをもっと大切にしていくことを伝えていくべきなのかなと思いました」

 震災で児童8人がなくなった芦屋市の精道小学校でも追悼式が行われました。小学1年の息子を亡くした父親が思いを述べました

 (小1と5歳の子どもを亡くした米津勝之さん)「(亡くなったこどもは)それぞれ37歳、35歳になり、当時の私の年齢を超えていきましたが、その姿を思い浮かべることは残念ながらできません。残されたものに出会い、ふれることによってありのままでなくとも感じることができると私は信じていたい」

 地震から30年。当時の記憶と教訓を伝える一日となります。

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