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「忘れたらあかん。備えることが大切」阪神・淡路大震災から30年 発災当時に思いをはせ…神戸の街を歩く『メモリアルウォーク』も開催

MBSニュース / 2025年1月17日 18時30分

「忘れたらあかん。備えることが大切」阪神・淡路大震災から30年 発災当時に思いをはせ…神戸の街を歩く『メモリアルウォーク』も開催

 阪神・淡路大震災の発生から30年。各地で追悼行事が行われました。

 1月17日は各地で記憶と教訓を伝える一日となりました。震災で児童8人が亡くなった兵庫県芦屋市の精道小学校では、毎年、6年生が中心となり追悼式を進め、命の大切さや人とのつながりの大事さを語り継ぐ機会としています。小学1年の息子を亡くした父親が思いを述べました。

 (小学1年と5歳の子どもを亡くした米津勝之さん)「(亡くなった子どもは)それぞれ37歳、35歳になり、当時の私の年齢を超えていきましたが、その姿を思い浮かべることは残念ながらできません。(震災を知らない人も)残されたものに出会い、触れることによって、ありのままでなくても感じることができると私は信じていたい」

 神戸市で開かれた追悼式典には、天皇・皇后両陛下が出席し、震災で亡くなった人々に追悼の意をあらわされました。陛下は「震災の経験が次の世代に引き継がれていくことを期待します」とお言葉を述べられました。

 「震災の経験と教訓を基に、皆が助け合いながら、安全で安心して暮らせる地域づくりが進められるとともに、そこで得られた知見が国の内外に広がり、次の世代へと引き継がれていくことを期待いたします」

 発災当時に思いをはせながら神戸の街中を歩く『メモリアルウォーク』も開催。防災意識を高める機会にもなっていて、約430人が参加しました。

 (震災当時2歳の参加者)「大変やったなと思うしかできないんですけど、忘れたらあかんということと、備えることが大切やと思いました」

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