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水餃子、カルボナーラにも「酒粕」!和洋中さまざまな料理で活用し魅力を発信『酒粕プロジェクト』

MBSニュース / 2025年1月31日 17時45分

水餃子、カルボナーラにも「酒粕」!和洋中さまざまな料理で活用し魅力を発信『酒粕プロジェクト』

 『酒粕』でイタリアンも!?日本酒への注目が高まる中、“あるプロジェクト”が始まっています。

 神戸市の日本酒の蔵元『神戸酒心館』。日本酒造りは酒米の仕込みで始まります。

 (神戸酒心館・醸造部 義積一彦さん)「これはお米を蒸している作業で、最初の工程なので、とても大事な工程です」

 あつあつの蒸し米を手作業で取りだします。これをタンクで発酵させること数十日間。ろ過などの工程を経て、「清酒」ができあがります。

 去年、日本酒などの『伝統的酒造り』がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、日本酒への注目は高まっています。

 一方、製造工程でできる搾りかす「酒粕」は栄養価が高い食材ですが、使い道が広まっておらず、酒蔵によっては産業廃棄物として捨てられるケースもあるといいます。

 そんな中、行われたのが『酒粕プロジェクト』。神戸市で開かれた発表会では、酒粕の魅力をより知ってもらおうと、老舗中華料理店や洋食店など、約20の飲食店などが酒粕を活用した新たな料理を披露しました。

 和食料理店が考案したのは酒粕と出汁で煮込んだ鍋料理。中華料理店は酒粕をまぜた水餃子を発表しました。中には…

 (記者リポート)「こちら、チーズの代わりに酒粕を使ったカルボナーラです。最初に酒粕の香りがして、そのあとにベーコンのうま味とブラックペッパーがきて洋風の波がやってくる感じです」

 和洋中、様々なジャンルで使えることを知ってもらい、酒粕の利用機会を増やしたいとしています。

 (神戸酒心館 久保田博信副社長)「これから何年後になるかわかりませんが、酒粕が世界で一つの調味料として、各国の料理にいかされる調味料になってくれたらと思っています」

 酒粕を使ったメニューは2月1日から3月末までそれぞれの店舗で提供されます(※詳細は神戸酒心館HPにて)。

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