SF作家・山本弘さん死去 代表作は「ラプラスの魔」「アイの物語」など
モデルプレス / 2024年4月4日 14時24分
【モデルプレス=2024/04/04】SF作家の山本弘さんが、誤嚥性肺炎により3月29日に死去していたことが分かった。享年68歳。4月4日、山本さんの公式X(旧Twitter)にて、娘により報告された。
◆SF作家・山本弘さん死去
Xの投稿にて「去る3月29日午前10時12分 山本弘は誤嚥性肺炎のため永眠いたしました」と山本さんの死去が報告された。「2018年に脳梗塞を発症後 皆様の応援に支えられながら 6年に渡る闘病生活を送った未 穏やかに旅立ちました」とされている。
生前について、山本さんの娘は「好奇心旺盛だった故人は 良き仲間にも恵まれ 自分の好きなことを全力で楽しんでいたと思います」とし、「生前中のご厚誼に深く感謝申し上げると共に謹んでお知らせいたします」と感謝の気持ちを記した。
◆SF作家・山本弘さん、代表作は「ラプラスの魔」「アイの物語」など
山本さんは1956年生まれ、京都府出身。1978年に「スタンピード!」でデビューし、1988年には長編小説「ラプラスの魔」で本格的に小説家デビューを果たした。所属していたクリエーター集団「グループSNE」の一員としては、ライトノベル「ソード・ワールド」シリーズや「妖魔夜行」・「百鬼夜翔」シリーズの主要著者を務めた。
2004年の「神は沈黙せず」は第25回日本SF大賞候補作に、2005年の「メデューサの呪文」はSFマガジン読者賞に選出。また、2006年の「アイの物語」は第28回吉川英治文学新人賞候補になり、2007年の連作長編「MM9」は第29回日本SF大賞候補になるなど、様々な賞の候補作に選ばれた。さらに、2011年「去年はいい年になるだろう」で第42回星雲賞(日本長編部門)を、2016年には「多々良島ふたたび」で第47回星雲賞(日本短編部門)を受賞。他にも、漫画原作やアンソロジー編集、ゲームデザイナーとして幅広く活躍していた。(modelpress編集部)
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