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KAT-TUN亀梨和也「ゲームの名は誘拐」役作りの裏設定 イメージ一蹴する自身の素顔も【インタビュー】

モデルプレス / 2024年6月5日 7時0分

― 身振り手振りが大きいように感じました。

亀梨:手は意識的にたくさん使いました。寄りで撮ってもらった時の目の表情とか、顔で伝えられるものもあるんですけど、今回はより具体的に感情を表現するために、ボディランゲージを意識的に有効的に使っていこうと思って。タイトルとか冒頭のシーンもそうなんですけど、“ゲーム”というところで、手を使う作業も面白くリンクしていけたら良いのかなって思っていたので、キャラクター作りの裏設定として“手”っていうのはキーワードに持っていました。

◆亀梨和也、役との向き合い方を語る

― 今作も「正体」同様に、色々とディスカッションしながら準備したとのことですが、昔から役へのアプローチ方法は変わらないですか?

亀梨:作品とか現場にもよるんですけど、基本的には求めていただいたことに対してどう返せるのかっていうのはスタンスとしてあります。自分がどう表現したい、自分をどう思われたいっていうことよりも、何を求めていただいているのかっていうことを、まず自分の中でちゃんと理解して落とし込む。若い頃は、自分はこれが良いっていうものに対しての自信がきっと今以上にあったというか。今思えば何の自信か分からないんですけど(笑)、浅さが故ですね。けれど、年々自分がどれほどの人間なのかっていうのが分かってきたので、何かを構築していく時に、より多くの視点を持ちたい、より多くの意見を取り入れたいなって思っています。叩き台として何も用意しませんってことはもちろんないですけど、何かを提示してもらったからこそ言えることももちろんあるし、こちらが何か提示したから生まれる何かもあると思うんです。

そこの構築に関しては本当に難しいところではあります。例えば「笑ってください」って言われて「はい!」って言った通りに笑ってくれたから良い人なのか。「今は笑いより、こうじゃないかな」って意見を持って、結果笑ったとしてもその時間は無駄じゃないというか。言われた通り動くことの方が、正直1番楽だと思うんです。でもそうやって生きてこなかったタイプなので…アイドルなのに(笑)。元々「こういう見られ方はしたくない」「こんなことしたくない」っていうのはそんなになくて、望んでもらっているものをより良く構築するにはどうしたら良いのかなとか、どうやったら楽しんでもらえるかなというのを考えていますね。近年の方が何をやるにしてもそうですけど、共同作業を楽しみたいなっていうのはあります。

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