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萩原利久、杉咲花と5年ぶり再共演「十二人の死にたい子どもたち」から変わらぬ尊敬の想い「僕らの世代の中で飛び抜けている」【「朽ちないサクラ」インタビュー前編】

モデルプレス / 2024年6月17日 7時0分

それを体現するために「起きていることや目の前にあること、会話や景色、色々なものをちゃんと見て聞く」ことを大切にした。「もちろん磯川に限らず、他の役柄でもある程度見る・聞くというのはすごく意識しているんですけど、よりそこで鮮度を落とさないようにしたかった。何回かやっていくと慣れていきますが、僕はその慣れが結構苦手というか、露骨に影響を受けるタイプなんです。それをわかっている分、よりそういう見て聞く部分をクリアに位置付けようと意識していました」

泉への恋心を全面に出しすぎず、バディとして彼女をサポートする。その塩梅も難しい。それでも磯川という人物と向き合った萩原は、それを明確に言語化した。「恋心を持っているという動機自体が、言ってしまえば全てを可能にするし、全てを不可能にもする。極論ですけど、その好意一つで行動理由として全てを説明しようと思えばできてしまうじゃないですか。ただ、じゃあそうなのかと言われると、そうではないなと僕は思っていて。もちろんきっかけは間違いなく好意を持っていたことだと思うんですけど、磯川なりに向き合うことで、それ以外の部分にもちゃんと気がついて『一緒にやりましょう』と行くわけで。とはいえ逆に好意がなければ多分ここまでやっていないだろうなと思うので、好意一つで行こうと思えばどこまでも行けてしまう人間の行動力はすごいなと思います。磯川の中でクリーンさはすごく必要だけど、好意が出すぎるとクリーンではなくなる。共感は十二分にできますが、演じるうえでそのバランスはすごく気を付けました」

★後編では、萩原が本作を通じて改めて考えたSNSの使い方や信念について語っている。

(modelpress編集部)

◆萩原利久(はぎわら・りく)プロフィール

1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。2008年にデビュー。主な出演作にMBSドラマ&映画「美しい彼」シリーズ、EX「月読くんの禁断お夜食」(22)、CX「真夏のシンデレラ」、ABC「たとえあなたを忘れても」、ytv「めぐる未来」(24)、映画「キングダム 運命の炎」(23)、「ミステリと言う勿れ」(23)など。7月7日より放送スタートするytv・NTV「降り積もれ孤独な死よ」(毎週日曜よる10時30分~)へ出演予定。さらに7月12日公開の「キングダム 大将軍の帰還」に出演。現在、CX「萩原利久のwkwkはぎわランド」に出演中。また、年内に2nd写真集の発売も決定している。

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