IMP.、初の単独コンサートに感無量 全国ツアー開催も発表【DEPARTURE】
モデルプレス / 2024年6月14日 19時3分
影山と横原によるユニット曲「それでいい。」では、切ないラブソングを歌い上げ、会場を酔わせる。真っすぐで力強い影山の声と、抑揚をつけたエモーショナルな横原の声が混ざり合い、極上のハーモニーを奏でた。続く佐藤と松井のユニット曲「Go Crazy」は、大人っぽいセクシーなナンバー。透けた黒い紗幕が覆い隠すセンターステージでは、松井が佐藤を後ろからハグしたり、指先を触れ合わせたり、視線を絡ませたりと、妖艶に踊る二人の姿は何度も会場を沸かしていた。
◆IMP.、単独公演初披露楽曲でファンへの思い届ける
ここで5人が合流し、「SYNERGY〜以心伝心〜」へ。紗幕にはまるで七色の蛍が飛び交っているような幻想的な演出が施される中、しなやかで美しいダンスパフォーマンスを披露。続く「FLOW」では重ためのサウンドに合わせてダウナーでアンニュイな表情を垣間見せ、轟音と共に始まったアッパーな「The Core」ではヘビィなサウンドにも負けないパワフルな歌声を届けた。
爽快なバンドサウンドの「AKANESAKU」では、ステージの端ギリギリまで行き、観客の間近でパフォーマンスをするメンバー。圧倒的な高揚感の中、松井は拳を握りながら、がなるような力強い声を放ち、影山は汗でぬれた髪を振り乱しながら飛び跳ねる。彼らのグループ名を冠した大切な楽曲でもある「IMP.」では、佐藤が最初のサビのフレーズを歌った瞬間に歓声が沸き起こり、7人の背後のスクリーンには炎が燃え盛る。「ここから出発するんだ」という気迫に満ちた彼らの瞳はギラギラとした闘志に満ちていた。
「この曲が来たときから、単独公演で初披露しようとメンバーみんなで決めていました。PINKYのみんなに心を込めて歌います」と佐藤が紹介して歌い始めたのは、「To U」。<ありがとう伝えたくて今…愛を誓う>から始まる、PINKYへのラブソングのようなこの曲を、1つ1つの歌詞に心を込めて歌い上げる。スクリーンには感極まった7人の表情が映し出され、そんな彼らの思いを受け止めるように、客席では無数のペンライトの光が温かく揺れていた。
ライブもいよいよラストスパートへ突入しようとする中、「撮影OK」のアナウンスがスクリーンに表示され、観客はスマートフォンのカメラをステージへ向ける。ここで披露したのは、アルバムのリード曲でもある「NINNIN JACK」。ヒップホップ調のサウンドに中毒性のあるメロを乗せたこの曲で、世界へ向かって自分たちの存在を見せつけるように、全力のパフォーマンスを届ける。
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