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「光る君へ」松下洸平が語る周明のまひろ(吉高由里子)への本心と葛藤「ずっと孤独だった」議論重ねた演出明かす

モデルプレス / 2024年6月16日 20時45分

そのシーンの最後に「つまらぬ夢など持つな」とまひろに吐き捨てますが、近づきそうだったものが自分の手から離れてしまったことで裏切られたと判断し、大切な人を傷つけるようにして去ってしまう。周明の繊細で脆く、悲しい人物像があらわれた場面だったと思います。

・周明が抱いた恋心の表現について

朱仁聡から「お前の心の中からは消え去るとよいな」と言われたとき、まひろに対して淡い恋心を抱いていたことに初めて気づかされるという演出をつけていただきました。実は演出担当の方々と議論する中で、「周明がまひろに恋心を寄せている様子をどこまで見せましょうか?」と何回か相談したことがありました。その瞬間を見せられる場面はいくつかあったのですが、彼女との人間関係が壊れてしまった後に「まひろのことを慕っていたのか…」と自覚する方がドラマチックではないかとの結論に至り、今回の芝居につながりました。

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