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松岡茉優、女優界に思わぬ貢献 田中みな実&滝沢カレンとの共通点も【「ギークス~警察署の変人たち~」インタビュー】

モデルプレス / 2024年6月27日 6時30分

田中:確かに、西条は自分を必死で守ろうとしているね。自分を大事にするって実はとても難しい気がします。人にどう思われても良いから自分を大事にするっていう西条はかっこいいです。

― 松岡さんは西条のオタクの部分について「どんなふうに荒ぶるのかしらと考えるのが楽しかった」と言っていましたが、どのように演じたのでしょうか?

松岡:(西条の趣味である)ジグソーパズルが完成したシーンのお話なんですけど、私が想像していたジグソーパズルって1つのピースがペットボトルの蓋ぐらいだったんです。でも実際はその4分の1くらいの大きさで。完成した時は思わず興奮してしまったんですけど、彼女はこれをきっと何百枚とやってきているから興奮より湧き上がる喜びなのかなって思いました。あとは、あまり喜びとか楽しいっていう感情が思い切りは出ないかなと思って、ふつふつと湧き上がるように、というところに着地しました。

◆松岡茉優・田中みな実・滝沢カレン、3人の共通点は?

― なるべく効率的に、ドライに生き抜こうと振るまう「省エネ3人組」ということですが、役に共感する部分はありましたか?

田中:私は人間関係を削ぎ落として生きている自覚があります。他者とのかかわりは、悦びを得られる反面、時に煩わしく、意図せず誰かを傷つけてしまうことや傷つけられることもあって…。もう、そういうの全部しんどくなっちゃいました。なので、プライベートは至ってシンプル。“これからも、ずっとかかわっていたい”と思える人たちと時々会って笑い合えたら十分なんです。

松岡:西条さんたちのの省エネは、例えるなら“使ってない時は電気を消しましょう”ではなくて、なるべくスムーズにエネルギーを使って、今まで行き渡らなかったとこまで活かすから、総合的な使用量が下がるというものだと思うんです。最初は私たちに省エネ感って全くないなと思っていたんですけど、西条さんたちの省エネっていうのは少ないエネルギーでなるべく長く走るということなので、そこは実際に3人共通しているのかなと思います。でも、サボるとか、諦めるとか、やめておこう、というのは3人ともないんじゃないかなって、1ヶ月半ぐらい一緒に過ごして思いますね。気になるから聞いておこう、とかの方が強く感じます。

― 松岡さんご自身も合理的に生きていくタイプですか?

松岡:どちらかといえばそうかもしれません。

田中:3人とも省エネではないけど、合理的だね。せっかちじゃない(笑)?

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