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草なぎ剛、185週上映「ミッドナイトスワン」最初の台本読みで涙 香取慎吾から「演技するのを辞めようかと思うくらい」と絶賛も

モデルプレス / 2024年6月26日 16時6分

草なぎ剛(C)モデルプレス

【モデルプレス=2024/06/26】俳優の草なぎ剛が26日、都内のTOHOシネマズ 日比谷で開催された映画『ミッドナイトスワン』ロングラン最終上映 御礼舞台挨拶に登壇。台本を最初に読んだ時や、香取慎吾から演技を絶賛されたことを明かした。

◆草なぎ剛主演「ミッドナイトスワン」

同館で2020年9月25日から上映開始し、2024年6月26日をもって上映終了となる本作は、トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱える凪沙(草なぎ)が、母に捨てられた少女・一果(服部樹咲)と出会ったことをきっかけに、母性に目覚めていく姿を描く。この日は服部、内田英治監督も出席した。

主演の草なぎは「人生の貴重な時間をこの『ミッドナイトスワン』185週に費やしていただきまして。こんなに満員御礼。僕満足。一本満足なんですけど」とユーモアたっぷりに喜び「185週も経っているのに、こんなに満員の映画っていうのは、本当に稀に見ないですよね。指で数えてもないと思うんですけど、今日はテレビも入っているということで、若干空回り気味のつよぽんなんですけど(笑)。テレビが入ると面白さが半減してしまうので、満足しない私ですが、どうか今日は楽しんでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします!」と笑った。

終盤には「作品というのは本当に鎬を削るというか、シビアな世界で。どんどん新しい作品もあるし、忘れられていってしまうものもその中にあるのかもしれないんですけど、こうやって人々の心の中に、ずっと絶えず185週という長い時間、ちゃんとみんなの心の中にあるんだなと思うと、こういう仕事をしていて何よりも幸せだなって感じます」と改めて185週に及ぶ上映に対する思いを語っていた。

◆草なぎ剛「自分が流した涙を観客の方に伝えたい」

脚本も手掛けた内田監督について「デリケートな部分もあるじゃないですか。トランスジェンダーという役柄だったので。僕もドキドキしながら初挑戦だったんですけど。監督の自分で書かれた熱い思いみたいなものが、言葉を超えたところで僕も非常に掴めたので。本当にいい経験をさせていただきました」と感謝を語っていた。

内田監督によれば、草なぎは衣装合わせの段階から役になりきっていたそうで、当時について草なぎは「普段はあんまり台本を読まないんですけど、この作品はちゃんと読み込みました。最初に読んだときに、本当にこの作品は涙があふれ出てきて。なんの涙かよくわからなかったんだけど、自分が流した涙を観客の方に伝えたい作品だなと思ったので」と振り返った。

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