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菅生新樹、ヤンキー役で5kg増 一番もがいた作品「伝説の頭 翔」撮影前に感じたこと「一気に自信をなくしてしまった」【インタビュー】

モデルプレス / 2024年7月19日 7時0分

― ご自身と似ている部分はありますか?

菅生:私生活で守護神かどうかと言われると分からないですが(笑)、大門はふざけるときは一緒にふざけますし、率先して物事を決めていくので、みんなで集まって撮影しているときに自分から喋るようなところは似ているのかな。

― では、演じやすかったのではないでしょうか?

菅生:そんなことはなかったです。今は自分の中でしっくりきているので、他の登場人物が出てくると「大門はこういう立ち位置なんだろうな」「翔さんともこうだろうな」というものがイメージできます。なので大門というキャラが理解できているのだと思いますが、最初は本当に過去一悩みました。ヤンキー作品が好きなのでほとんど観ていますが、大門はどことも被らないキャラで、自分で想像しようにもなかなかイメージが湧かずにすごく悩んだこともあり、文哉や監督とテンポ感やセリフの話し方などを話し合いながら丁寧に進めています。

― ヤンキー作品が好きとのことですが、今作ならではの魅力を教えてください。

菅生:やっぱり男たちの友情です。いろいろなヤンキーがいますが、今作のヤンキーは、それぞれが何かにまっすぐなんです。すごく恋が好きな人がいたり、ヤンキーが好きな人もいたり、それぞれに特徴があってヤンキーの中でも人情深いところが良さかなと。私生活で年を重ねていくと、あまり群れることをしなくなりますが、ヤンキーはずっと群れますし、それがかっこよく見えるんです。仲間の誰かがやられたらやり返すなど心が熱く、一人じゃないかっこよさがあって、実際に自分が直面したらできるのかな?と考えさせられます。

◆菅生新樹、ヤンキー役で5kg増量

― 初めてのヤンキー役ということで、どのように役作りをしましたか?

菅生:僕よりも身長が高いメンバーが何人もいますが、翔と入れ替わった達人と行動することが多いので、僕が一番強く見えなければいけないと思ったんです。身長では勝てないので、体の大きさや分厚さといった見た目を意識して、体重も4、5kg増やして、筋トレもして、「ガンダム」みたいになりたいと思って身体づくりをしました(笑)。筋トレはもちろんしていますが、撮影途中からはいっぱい食べています。硬いゴツいキャラは別でいるので、そういうところじゃない部分を担いたいと思います。

― 身体づくりは大変ではなかったですか?

菅生:僕は食べることが好きなので苦ではなかったですし、筋トレも重い重量上げられたときはすごく楽しいです。

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