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「ブルーピリオド」眞栄田郷敦、1カットごとに監督とディスカッション スタッフの準備時間も休憩場所に戻らず【現場レポート】

モデルプレス / 2024年7月20日 18時0分

生徒が描き終えた、20枚ほどのデッサンがズラリと並んだ様子も圧巻。それぞれの絵から、絵の上達具合、受験生としてのレベル、キャラクターの個性までわかるなど、シーンやキャラクターごとに合わせた絵が用意されている。眞栄田も「すごい」とやわらかな笑顔を浮かべ、生徒役のキャストたちと興味深そうに絵を眺めていた。最終的には、74人のアーティストが協力して、401枚もの絵が揃ったという本作。ロケ地、絵の練習に励んだキャスト陣が放つ熱気、こだわりを込めて用意された絵など、細部にわたって“本物”の迫力がみなぎっている。(modelpress編集部)

◆「ブルーピリオド」ストーリー

ソツなく器用に生きてきた高校生・矢口八虎は、苦手な美術の授業の課題「私の好きな風景」に困っていた。悩んだ末に、1番好きな「明け方の青い渋谷」を描いてみた。その時、絵を通じて初めて本当の自分をさらけ出せたような気がした八虎は、美術に興味を持ちはじめ、どんどんのめりこんでいく。そして、国内最難関の美術大学への受験を決意するのだが...。立ちはだかる才能あふれるライバル達。正解のない「アート」という大きな壁。経験も才能も持ってない自分はどう戦う。苦悩と挫折の果てに、八虎は【自分だけの色】で描くことができるのか。

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