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【「光る君へ」高畑充希インタビュー前編】ファーストサマーウイカとの「枕草子」誕生シーン裏話「実はクランクアップした後に…」

モデルプレス / 2024年7月21日 20時45分

◆高畑充希、ファーストサマーウイカに「すごく救われた」

― 拝見していてとても高貴な姿が印象的で、ウイカさんも高畑さんとの初対面で「風が吹いていた」とおっしゃっていたのですが、役作りや準備はどのようにされましたか?

高畑:今回制作の方々が「色々なことを受けたり待っているだけのお嬢様ではなくてもっと能動的でかっこいい部分を見せたい」と最初におっしゃっていたので、そこは肝に銘じつつ、やっぱり史実の中で華やかさと同時に儚い印象があったので取り入れていきたいなと思っていました。私は緻密に組み立てていくのが得意なタイプではないので、「こうしよう」というものが明確に自分の中にあったわけではなくて実際に撮影に入って皆さんと作っていく中で生まれていった部分が大きいです。あとは衣装がとにかく重たくてあんまり動ける衣装ではなかったので、動きのスピード感は心がけていました。

― セリフや仕草もだいぶゆったりしているので、そのあたりで苦労したこともありますか?

高畑:全てがゆったりなので、眠くなりました(笑)。現場はすごく冷やして下さるんですけど、着物を何枚も着ていて定子ウィークみたいな感じで同じセットで朝から晩まで一気に撮るみたいな週が月に1回くらいあって割と一気に撮影をさせてもらっていました。その週の水曜日くらいになってくると、衣装がぽかぽかしてお布団みたいに感じて重たくて…、もちろん緊迫感のある場面はちゃんとしていましたがのんびり雪遊びをしているシーンなどは眠くなってしまうこともありました(笑)。

― ファーストサマーウイカさんは「定子様が素晴らしい」とおっしゃっていましたが、共演のご感想を伺いたいと思います。

高畑:ウイカちゃんが撮影の中でも外でもすごく私を推して下さってそれにすごく救われた部分が大きかったですね。今まで、何かに憧れたり何かに対してエネルギーを持ったりする方の役が圧倒的に多くて誰かに憧れられるような役はほとんど初めてに近い経験だったんです。だから推される役を演じる不安がすごくありました。そんなに憧れの目で見てもらえる人物像にしなければならないし、「いやいやこんな人間だったら推せないだろう」みたいに思われないように頑張らなきゃと当時すごくプレッシャーを感じていたので、その点でウイカちゃんが私をあげてくれて憧れの存在であるという風に扱ってくれたことが、現場において私をすごく楽にしてくれて、本当にウイカちゃんと一緒にこのソウルメイトの役柄をやれて楽しかったですし、良かったなと思います。

※インタビュー後編に続く

(modelpress編集部)

◆「光る君へ」第29回あらすじ

まひろ(吉高由里子)の娘、賢子は数えの三歳に。子ぼんのうな宣孝(佐々木蔵之介)に賢子もなつき、家族で幸せなひとときを過ごしていた。任地に戻った宣孝だったが…。まひろを案ずる道長(柄本佑)は、越前国守の再任かなわず帰京した為時(岸谷五朗)に子の指南役を依頼するが、為時は断ってしまう。一方、土御門殿では、詮子(吉田羊)の四十歳を祝う儀式が盛大に執り行われていた。しかし、詮子の身体は弱っており…。

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