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高杉真宙、本心をさらけ出した2年半――今、逆にファンに聞いてみたいこと【インタビュー前編】

モデルプレス / 2024年8月6日 17時0分

高杉:幼い頃の家族旅行と修学旅行で行ったことがあったんですけど、 正直そこまで覚えてなかったんです。ただ「よかったな」というすごくふわっとした記憶の中で「また行きたいな」という気持ちがありました。実際に行ってみて、記憶のちょっとしたところに見え隠れする長崎の風景が改めて明確になって「いいなあ」と思いながら過ごしていました。

― 大人になってからもう一度同じ場所に行ってみて、感じ方に変化や驚きはありましたか?

高杉:修学旅行で行ったときの記憶は坂が多かったことくらいでほとんど覚えていないんですけど、幼い頃に行った場所はもう少し覚えていて。でも自分の目線の高さが変わっているから、色々なものがもっと大きかった気がしたんです。なので「ちゃんと大人になってまたここに来たんだな」という感じがありました。懐かしさよりは新鮮さの方が強かったかもしれないです。

― 掲載する写真はご自身でチョイスをされましたか?

高杉:いっぱい送られてきた中で選別はしましたが、かなりの数だったらしいので…その中から色々選んでいただいた中で、またさらに僕が厳選しました。普段の取材などで撮っていただく写真とはまた違うものを選んだつもりで、それは旅の流れで出た表情や行動なので、そういうのも含めて今回のコンセプトに合ったものなのかなと思います。

― お気に入りカットと「自分ってこんな顔もするんだ」と新しい発見があったカットをそれぞれ教えてください。

高杉:お気に入りカットはこれです(ページを見せながら/坂道で高杉の後ろ姿が写されたもの)。なんか僕って多分引き絵が好きなんですよ(笑)。その中でもこのカットはめちゃくちゃ僕っぽいなと思ったんです。これも本当だったらカットするしカットされるような1枚。でもこれが長崎の坂で撮ったのもあってすごくいい写真だなと思いましたし、よくフィルムでこんなふうに切り取れるなと。

「自分ってこんな顔もするんだ」という写真はちょこちょこあるんですけど「意外と僕、唇尖らせてんな~」って(笑)。めちゃくちゃ多いですよね!体のどこかが動いていないと落ち着かないんでしょうね(笑)。やっぱり素に近い分、どこか滑稽な写真は多いです(笑)。「こんな表情してるんだな」と思うカットが3枚に1枚くらいあります。

◆高杉真宙、タイトル「I/my」に込めた意味

― タイトルの「I/my」もご自身で決められたんですか?

高杉:はい。色々いくつか案を出していただいた中でこれに決まりました。このタイトルからはすごく色々な意味を感じられるなと思って。帯にも書いてある「自分の(my)カメラで自分(I)と向き合った」というのもありますし、現像してみないとわからないというフィルムカメラならではの曖昧さも含まれています。それからさっき編集の方と話したんですけど、“自分の未来の曖昧さ”も感じ取れたり。色々な意味にとれるのでいいなと思ってこれにしました。

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