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小栗旬&蒼井優“23年ぶり実写共演” Netflix&東宝初タッグで「ガス人間」制作決定

モデルプレス / 2024年8月8日 8時0分

― お2人が今回の『ガス人間』の核に据えたものは、どういった部分になりますか?

ヨン:原作の『ガス人間第一号』が持つ源泉とは何だろうとを長い間考えました。SFでありスリラーでもある作品ですが、その本質は先ほど片山監督がおっしゃったように人間に対するヒューマンストーリーだと思います。全編を通して人間の感情を大切に扱い、キャラクターの人間的な部分を上手く見せる必要があると考えました。

片山:自分もその部分を大事にして撮影に臨もうと思っています。あとは、現代の日本社会が持っている力の強い者と弱い者の関係性といったような社会情勢もきちんと描いていきたいです

― 小栗旬さんと蒼井優さんのキャスティングについても伺えますでしょうか。

ヨン:『ガス人間』の脚本を書きながら最初に思い付いた役者さんが蒼井さんであり、片山監督にも「蒼井さんはどうでしょう」と提案しました。蒼井さんは『花とアリス』(04)で韓国でもとても有名な方ですが、近年の『スパイの妻』(20)で魅せてくれた芝居に至るまで、本当に素晴らしい方です。自分が書いた脚本を蒼井さんが演じて下さっている姿を今すぐにでも観たいくらい期待しています。

小栗さんに関しては説明不要の日本のトップスターであり、韓国でもとても有名な方です。小栗さんが『ガス人間』への参加を決めてくれた瞬間に、成功の灯がともったような感覚を得ました。実際にお会いした時も情熱がビシビシと伝わってきましたし、とても楽しみです。

片山:小栗さんと蒼井さんが実写で共演されるのは23年ぶりとのことで、この組み合わせがどんな化学反応を起こすのかはとても楽しみです。お2人の表情と肉体の美しさをどういう風にフレームに収めていくかを楽しんで撮っていきたいと思います。

― ヨンさんは、本作の企画当初から「アジア発信の企画で世界で勝つ」と言い続けてきたと伺いました。

ヨン:私が大学生の頃は、いま手がけているようなジャンル作品はアメリカに進出しないと作れないものだと思っていました。いまは韓国でも作ることのできる環境になり、それは日本も変わらず、昔に比べてすごく良い環境になってきた実感があります。特にNetflixというグローバルプラットフォームが生まれたことによって、アジア作品が全世界で普遍的に広がっていく土壌が出来上がりました。いまの時代にものを作っている身としては、「全世界で楽しめるものを作る」を自分たちの宿命だと思って頑張っていきたいです。

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