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櫻井翔、自身たっての希望が実現 黒柳徹子と対談で“戦争”の記憶尋ねる

モデルプレス / 2024年8月11日 6時0分

◆櫻井翔コメント

― 今回の番組の企画は櫻井さんが発案し、長い時間をかけて進めてこられたと伺いました。この企画をやりたい、やろうと思ったきっかけはなんだったのですか?

昨年のお正月、NHKで『紅白70年』の特番(テレビ70年特集『生放送!紅白歌合戦お正月スペシャル』)で司会をやらせていただいたのですが、その番組で黒柳徹子さんのインタビューが流れたんです。そのインタビューを拝見したときに、「徹子さんってテレビの創成期に強い意志を持ってスタンダードを築き上げられた方なんだ」と思いました。いろんなことと時に戦いながら、自分の信念を持ってテレビを作り上げてこられた方なんだ、と。

そんな徹子さんに、テレビのお話を伺いたい、と思ったのと、それとは切り離して、自分が長年取材してきている《戦争》というものを、徹子さんご自身がどう体験されたのかも伺いたいと考えたんです。でも特に出しどころなどは決まっていなくて、放送の予定もなければ、何か本にするということも決まっていなくて…とにかく走り出してみよう、と本当に身近なスタッフとともに走り出すだけ走り出した、というのが始まりでした。

― 「テレビの創成期」から「戦争」というものに結びつき、この番組へと至ったのは、櫻井さんの中で何か意識したことがあったんでしょうか?

最初は、「戦後の歩み=テレビ」なのではないか、という仮説みたいなものを自分の中で立てていて、並行してお話を伺っていたんですけど、伺えば伺うほど、そしていただいた資料を読むほど、この『徹子の部屋』というのはとんでもないアーカイブなんじゃないか、という思いが生まれまして…(笑)。もちろん、楽しいお話、温かいお話もたくさん詰まった番組でいらっしゃるのですが、同時に見方を変えるととんでもない証言資料が詰まっているということを知りまして、このような番組を実現させていただくことになりました。なんかもう夢のようで、想像をはるかに超える形になり、もう感無量です。

― そんな想像をはるかに超える形で実現した今回の番組でしたが、率直に収録を終えた今、どんな思いが心に生まれていますか?

やはりあれだけの名だたる方々、テレビで活躍されてきた方々が、涙ながらに《戦争》を語る姿というのはインパクトが強かったです。これまでに“情報”として文字で読んできたような話でも、やはり目の動きや言葉の強さを目の当たりにして、映像の力を感じましたし、映像は強いなと思いました。

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