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櫻井翔、自身たっての希望が実現 黒柳徹子と対談で“戦争”の記憶尋ねる

モデルプレス / 2024年8月11日 6時0分

その上で、今、心にある思いとしては…「辛い」が大きい気がします。伺っていて辛い話もどうしても多かったですし、重みもあり…。だけど、最後に徹子さんが言ってくださった「平和を伝える装置」としてのテレビであるとするならば、この「辛さ」をリアルに感じ取ってもらうことが、結果として平和というものに繋がっていくのかなとも感じました。

― 櫻井さんと同年代、あるいは少し下の年代の方々にこの番組をこんな風に見てもらえたら、という櫻井さんの思いをお聞かせいただけますか?

僕と同じ世代だと40代、30代の方々になると思いますが、きっと「おじいちゃんの話、聞きたかったなぁ」「おばあちゃんの話、もっと聞いておけばよかったな」って思う世代だと思うんです。10代、20代で遊んでいる時期からだんだん変わっていって、昔話も聞いておけばよかった、って思い始める年代かなと思うんですよね。だからこの番組を見て、自分の本当のおじいちゃん、おばあちゃんではないかもしれないけど、「聞きたかった話があった」って思ってもらえたらいいなと思います。しかもこれを戦争資料館などで見るのではなく、テレビで届けていたんだ、ということも実感していただけたら。そしてまた、それを下の世代に伝えていくことができればうれしいなと思います。

― このプロジェクトをこの先も続けていくことも大切になっていくと思いますが、櫻井さんの今後の展望などは?

今回、お話を伺えたお2人(寿大さん、千田さん)が奇しくも同じ学年だったのですが、同じ学年の人たちが取り組んでいることに触れられてうれしくて心強かったんです。と同時に、もっと自分でもやらなきゃという、少し恥ずかしい気持ちにもなりました。きっと、そうやって戦争の記憶を伝えている方って、まだまだいると思うので、同じ年ではなくても、同じ年代の同じ思いを持っている人たちに、もっともっとお会いしたいな、と強く感じました。

また、お二人ともお子さんがいらっしゃって、次の世代へ伝えていきたいという思いもお持ちでした。今生きている人たちにとっては、戦争というものはどうしても過去のものになってしまうし、同時に過去のものにしなくてはいけないものだとは思います、二度と同じことをしないためにも。過去のものにするためにも語り継いでいきたいし、そういった気付きや引っ掛かりになることを続けていけたらいいなと思います。

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