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【「光る君へ」柄本佑インタビュー】「源氏物語」誕生…道長の意図とまひろへの想いとは 衝撃展開には「覚悟を感じずにいられなかった」

モデルプレス / 2024年8月18日 20時45分

◆柄本佑、大石静脚本のト書きは「挑戦状だと思って」

― 大石さんの台本では「…」やト書き(セリフ以外の文章)が多いそうですが、そういった部分の演じ方はどう心がけていますか?

柄本:単純に「…」が多いだけというよりは「〇〇という気持ち」など大石さんが方向を示してくれているという感じで、注釈として心情を書いて下さっているので、投げっぱなしスープレックスというよりはちゃんとガシッと掴まれてスープレックスされている感覚です(笑)。「好きに表現して」というよりは「ここはこっちですよ」とちゃんと1個1個丁寧に導いていただいているので、僕らも「このト書きどうすればいいんだ?」と思うこともあるんですけど、それはもう大石さんからの挑戦状だと思って受け取ってやっている最中です。例えば「万感の想い」とか、最初の頃は「目が合って心で会話している」とかそういうト書きがありました。僕らもセリフを喋っていないところでどういう風に演じるかが非常にやりがいのあるところなので頑張らせてもらっています。

◆柄本佑、吉高由里子の姿に驚き「超紫式部です!」

― 改めてここまで共演されてきて吉高さんの凄みをどのように感じられていますか?

柄本:やっぱり懐の深さといいますか、まひろと道長の長くて強度のあるシーンが場面で出てくるんですけど、先程話したような大石さんが描かれる「…」のところに対して「こんな表情をされるんだ」という発見があって、「だったら道長はこういう表情になっているかな」となるんですよね。もちろん大石さんが導いて下さっているところもあるんですけど、そこがさらに具体的になったときに新たな発見に連れて行って下さるので、本当に引っ張ってもらっているというか、吉高さんにも(お芝居を)引き出していただいているなと思うところが非常に大きいです。

あとは、撮影が始まって1年ちょっと経過して、まひろが内裏に上がって源氏物語を書かれるわけなんですけど、めっちゃ紫式部ですよ!まじで超紫式部(一同笑い)!最初に見たときは立ち姿でスンとしていて衣装の着こなしも非常に美しいなと思ったんですけど、それ以上に扮装姿で筆の練習をしている姿を見て、「え、紫式部じゃん」と思って、シルエットから以前、目にした紫式部の石像まんまで本当に驚きました。これからまひろも本気で「源氏物語」に取り掛かっていくので、ちょっと気を抜いたら道長くんがタジタジになっちゃうぐらいの強い表情と目線で演じられていて、とってもすごいことになっているような気がしますのでぜひ楽しみにしていて下さい。

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