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乃木坂46井上和の「チートじゃない」話――2回目は甘えられない。「とにかくもがく」からの脱却【インタビュー】

モデルプレス / 2024年8月23日 12時0分

◆初めてのつらさ、成長した上で感じる2回目のつらさ

― 井上さんに期待してしまう方々の気持ちがわかった気がします。昨年の座長は初めてのつらさがあったと思いますが、今年は今年なりのつらさがきっとあるのでは。

【井上】初めてじゃないっていうのは、甘えられないということだと感じていて。昨年は乃木坂46に入って1年が経過して、やっと先輩方とパフォーマンスできる機会や楽曲が増えてきたばかりの頃。常に新しい初めてが舞い込んでくる中で、初めての座長でした。いま考えたら、できなくても甘えられた部分がたくさんありましたし、たぶんものすごく甘えていました。でも今年は去年1度経験しているからこそ、「2年目だからできるよね」という雰囲気を勝手かもしれないけど感じてしまいます。

― それをどう乗り越えようとしていますか。

【井上】これから6期生が入ってくるタイミングで、乃木坂46の中でも大事な夏のツアーを私が座長というポジションでまわる。その意味を考えたときに、私ができない、どうしよう、となよなよしているよりも、人間はこれだけ強くなれるんだぞ、っていうところを見せないといけないような気がしていて。私はたぶん、強そうと思われやすいと思うんですけど、頑張るのもあまり上手にできないですし、一人でできることもそんなに多くないです…。とにかくもがく、とにかく頑張る、きっとその姿でも許された昨年から、自分はなにをしたらいいのか、すでに具体的なことがあるのかと聞かれると答えるのは難しいですが、でも失敗を怖がらずにというか、とにかく自分にできることは全部足を踏み込もうという気持ちでいます。

― 今年の神宮公演でさらに成長した井上さんを観ることができそうです。

【井上】頑張ります。あと例えつらくても、この夏は笑っていたい、というのも目標です。

◆井上和の「夢を叶える秘訣」は「意識して笑う」「周りの人を大事にする」

― 井上さんが約1年半前に話していた「夢を叶える秘訣」が、口角を上げることを意識するようになってからより前向きに頑張れるようになった気がする、ということから「笑う」でした。それからまだ日は浅いですが、今は初めてのことも多いからこそ、考えに変化も起きやすい時期なのかなと。もし今思うようになったことがあれば教えてください。

【井上】そのときに話したことと根本的には変わっていないですが、これまで活動してきてすごく思うのは、なにより近くにいてくれる人を大切にすること。家族であったり、友だちであったり、お仕事だったらスタッフさんだったり、今日のインタビュアーさんだったりカメラマンさん編集者さんだったり。大切にすることでやっぱり繋がるものって絶対にあるんですよね。以前、お話させていただいたように、わかりやすい部分で言うと、笑顔でいると前向きになれます。ほとんどの人にはネガティブな部分があって、つらいな、できないな、と思ったり、自分に自信を持てない部分も絶対にあると思うんですけど、笑顔でいる人はやっぱりポジティブに見えるし、ポジティブな人は人を惹きつけると思うので、夢を叶える秘訣、同じようなことにはなってしまうんですけど、とにかく私は自分がネガティブだと思っているので、意識して笑うようにしているっていうのはすごくあります。周りの人を大事にするというのは当たり前のことですが、いざ自分がお仕事をしてみると、本当に大事なことだなって思います。

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