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「虎に翼」のどか役・尾碕真花「もう辞めます」と事務所に連絡した過去 芸能界に居続けた裏にマネージャーからの“ある提案”【インタビュー後編】

モデルプレス / 2024年8月30日 8時15分

モデルプレスのインタビューに応じた尾碕真花(C)モデルプレス

【モデルプレス=2024/08/30】2024年度前期連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)で星のどか役を演じている女優の尾碕真花(おさき・いちか/23)。この役をきっかけに一層名が知れ渡った今、改めて彼女の原点やターニングポイントに迫った。

◆尾碕真花、11歳で芸能界入り

― 「虎に翼」をきっかけに新たに尾碕さんを知る方もいらっしゃると思います。改めて芸能デビューのきっかけから教えてください。

尾碕:11歳の頃に「国民的美少女コンテスト」というオーディションに受かったのがきっかけです。

― 11歳からずっと芸能界の道しか考えていなかったのでしょうか?

尾碕:いえ、全然そんなことないです。オーディションを受けた小学6年生のときは、将来の夢を書く欄に「モデル・パン屋・歯医者」みたいに欲張っていっぱい書いていました(笑)。芸能界も小学生の妄想の一部みたいな感覚だったので、11歳のときから「よし!この道で行こう!」みたいなことはなくて、オーディションも受かるとは思わず思い出づくりぐらいの気持ちでした。田舎で育ったので「芸能界ってどんな感じなんだろうね」みたいなふわっとした感じでした(笑)。

◆「もう辞めます」と連絡――マネージャーからのある提案

― では「この道で行こう」と決めたタイミングは?

尾碕:高校受験のときです。中学3年生の時に「もう辞めよう」と思ったんです。お芝居もあんまり好きになれなかったし、人前に出るのもそんなに好きじゃないかもと思って、マネージャーさんに「もう辞めます」と電話をしました。「じゃあこれからどうするの?」と聞かれて、私は本当に勉強が苦手だったので「1番勉強しなくていい学校に入ります、勉強嫌いなので」と答えたんです(笑)。そうしたら「東京に来ない?」と言ってくださって。「東京で高校生活が始められて、しかも1人暮らしなんてすっごいワクワクするじゃん」と思って、「辞める」と言っていたのですが、一旦頑張ろうという気持ちになったんです(笑)。

でもそこで芸能界で生きていくと気持ちが切り替わったわけではなくて、ちょっとだけ前向きになったくらいでした。高校生になって「お芝居やこのお仕事を好きにならないと、本当に道がないぞ」と半ば無理矢理お芝居を頑張っていくうちに、年を重ねたこともあって、少しずつお芝居でなぜ注意を受けているのか、指摘されているのかが理解できるようになってきました。徐々に楽しくなってきて、そのタイミングで小劇場で初めてヒロインをさせていただきました。初めてお芝居でプロとして人前に立つ経験をして、そこからお仕事への自覚みたいなものが芽生えてきて、やっとこのお仕事にちゃんと向き合えたのかなと思っています。

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