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LE SSERAFIM「CRAZY」で挑戦した“ヴォーギング”の意味 パリ五輪開会式でも表現された“抑圧からの解放”

モデルプレス / 2024年9月1日 11時55分

LE SSERAFIM/(左から)SAKURA、HONG EUNCHAE、HUH YUNJIN、KIM CHAEWON、KAZUHA(P)&(C) SOURCE MUSIC

【モデルプレス=2024/09/01】5人組ガールグループ・LE SSERAFIM(ルセラフィム)が8月30日、4th Mini Album『CRAZY』をリリース。タイトル曲「CRAZY」では、本格的な“ヴォーギング”の振り付けにも挑戦し注目を集めている。

◆LE SSERAFIM、本格的なヴォーギングに挑戦

同日公開された「CRAZY」のミュージックビデオは、曲名にふさわしいクレイジーさを表現したユニークな演出が話題に。5人のメンバーは銭湯、水族館などでパフォーマンスを繰り広げ、頭からパラボラアンテナを被ったり、おでこから金魚が飛び出したりと、不可思議なシーンの連続で見るものを引き込んでいく。

ミュージックビデオの後半には、アメリカの有名ヴォーギングダンスチームIconic House of Juicy Couture所属のダンサーたちが登場。メンバーとヴォーギングのパフォーマンスを繰り広げながらハイライトを飾る。メンバーは印象的な手の動きはもちろん、しゃがんだ状態で足を蹴り出しながら前進する“ダックウォーク”や、床に倒れこんで足を上げる“ディップ”など様々なヴォーギングの要素に挑戦。カムバックショーケースでも「音楽からパフォーマンスまで、これまでやったことのない新しいジャンルにチャレンジした」と意気込みを語った。

◆ヴォーギングの意味、起源とは?

最近K-POPでもトレンドの1つとなっているヴォーギングの起源は、LGBTQ+カルチャーだ。ヴォーギングは1970年頃、米ニューヨークのハーレムの「ボール・ルーム」と呼ばれたダンスシーンで誕生。この「ボール・ルーム」は、黒人・ラテン系の性的マイノリティが人種差別・同性愛差別から逃れ、ありのままの自分をアピールできるナイトクラブだった。

ヴォーギングという名前は、ファッション誌「VOGUE」の印象的なモデルポーズに由来。同性愛者たちがディスコミュージックに合わせ、モデルのように芸術的なポーズを決め、その美しさを競い合ったことから始まっている。

◆ポップミュージックにも影響を与えるヴォーギング

ヴォーギングは多くのポップアーティストにも影響を与えており、特にマドンナの「ヴォーグ」(1990)はヴォーギングの認知度と人気を高めた楽曲として知られている。韓国ではかつて“韓国のマドンナ”と呼ばれ、LE SSERAFIMとも親交のあるオム・ジョンファが、ヴォーギングを取り入れたパフォーマンスでヒット曲「Come 2 Me」を踊った。

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