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本田真凜がつらいときに救われた言葉――宇野昌磨とだから見せられる「ワンピース」ビビとルフィにも迫った【インタビュー】

モデルプレス / 2024年9月6日 19時40分

【本田】仲間たちのことを思って、自分をボロボロにしてまで戦うような姿は少し重なるところがあるなと思います。お稽古のときも仲間たちのことをすごく考えているなっていうのを何度も感じました。

― ルフィとビビで特にこだわり抜いて作り上げているシーンはありますか。

【本田】ルフィとビビが殴り合うシーンです。アラバスタ編の名シーンの一つで、私もすごく心に残っているのですが、殴り合う演技を今までしたことがない上に、0.何秒というところでパンチの音に合わせにいかないといけないので、何度も何度も練習しました。ビビちゃんが怒りの気持ちにぱっと切り替わるシーンでもあるので、それを氷の上でどうやって表現できるのか、ルフィに対しての怒りの気持ちをどう表現できるのか、ということもたくさん考えました。集中して、信頼して、殴る、そんなシーンです。

― お二人の関係性だからこそ見せられるルフィとビビもありそうです。

【本田】そうですね。お稽古のときから妥協せずにというか、ここはもう少しこうするべきっていうのをお互いに言い合えてきました。良いことだけじゃなくて改善点とか、遠慮なく言える関係で作り上げていったので、より良いものができるきっかけにはなったと思います。殴り合いのシーンでも、万が一当たってもいいとお互い伝えながらやっているので、それは信頼関係があるからこそでした。

◆本田真凜の「悲しみの乗り越え方」

― ビビはつらくて悲しい現実に直面しても、それに挫けることなく自ら未来を切り拓いていきます。本田さんがこれまでの人生で悲しみを乗り越えたエピソードがあれば教えてください。

【本田】スケートを2歳で始めて20年間続けて、今も続けている。その中でトップを目指したいという気持ちや、いろんな期待に応えたいという気持ちの中で、自分はスケートが本当に好きなのかなって考えてしまうほど悲しい時期もありました。でも私はずっとまっすぐな日常よりも、いろんな波がある人生の方が生きているという感じがして好きだと自分に言い聞かせています。いろんな葛藤がありつつも、一つひとつ乗り越えていく作業が人生だという感じがします。これからも良いことばかりだけじゃないと思いますが、いろんなことを自分で乗り越えていきたいと常に思っています。

― つらいときに救われた言葉はありますか。

【本田】これまでいろんな方に支えていただいたので大切な言葉はたくさんありますが、自分がこんな考え方もあるんだと思ったのは「人生は自分の思い次第でどうにでもなる」という言葉。5年くらい前ですかね。そのときの自分にすっと入ってきました。たとえ嫌なことがあっても、どこまで自分が嫌なことだと思うかによって変わっていく。すぐに切り替えて忘れる、落ち込むことじゃないかもしれない、そんなふうに考え方の変化を繰り返していけば、すぐに明るくなれると思えたんです。

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