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「西園寺さんは家事をしない」楠見(松村北斗)&横井(津田健次郎)が“恋のライバル”として描かれない理由「切なさが増したシーン」を解説【第10話プロデューサーコメント】

モデルプレス / 2024年9月10日 16時41分

松村北斗、倉田瑛茉、松本若菜「西園寺さんは家事をしない」第10話より(C)TBS

【モデルプレス=2024/09/10】女優の松本若菜が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(毎週火曜よる10時~)の第10話を前に、プロデューサーの岩崎愛奈氏からコメントが到着した。

◆松本若菜主演「西園寺さんは家事をしない」

本作は、ひうらさとる氏による同名コミック(講談社「BE・LOVE」連載)が原作。徹底して家事をしない主人公・西園寺さん(松本)と、年下の訳ありシングルファーザー・楠見(松村北斗)&その娘・ルカ(倉田瑛茉)による風変わりな同居生活を通して「幸せって何?家族って何?」を考えるハートフルラブコメディ。

いよいよ終盤の第10話に差し掛かった本作。「横井(津田健次郎)の出汁の話が沁みた」という声が多数届けられた第9話を経て、「“偽家族”はどうなるんだろう」という不安も渦巻く展開に。想いは通じ合っているのに、どこまでいっても噛み合わない西園寺さんと楠見はどうなる?第10話、そしてラストに向けての展開を岩崎プロデューサーとともに予測していく。

◆「西園寺さんは家事をしない」プロデューサーコメント
◆楠見&横井の病院シーンは「切なさが増した」

第9話で横井が話した“出汁”の例えは、原作の中でもとても素敵だと思っていたエピソードと前回もお話しましたが、津田健次郎さんに演じていただけたことで、言葉の重みやあったかさ、優しさが、視聴者の皆さんにも存分に伝わっていたようでうれしい限りです。その言葉を胸に響かせている西園寺さんと楠見も、若菜さんと松村さんが本当に素敵に演じてくださって。言葉の持つ力を私自身も改めて感じた回ですね。

そして、病院でのシーンも印象的でした。普通の恋愛ドラマだったら、同じ女性を好きになった男性2人って対立的な構図になるはずですが、本作では、楠見も横井もお互いを信頼し合う関係がすでに築かれている。楠見にとっての横井は“偽家族”を受け入れ、支え、さらにはその一員になりたいと言ってくれた人でもあるし、横井からすると、“偽家族”の一員になったことで楠見への敬意や愛情が生まれている。だから、横井に「西園寺さんのことを好きなんですか?」と聞かれた時、楠見はきっと嘘をついたり誤魔化したりしないんだろうなと思ったんです。そして横井も、正直に「はい、好きです」と答えた楠見の言葉を、決して恋のライバルからの牽制の言葉としては受け止めないのだろうなと思いました。そうして生まれたシーンなのですが、しっかり信頼関係を築いてきたあの2人にしかできない会話だからこそ、すごく素敵ではあるんですけど…その分、すごく切なさも苦しさもあります。もしかしたら、いっそバチバチにライバル関係になった方が楽かもしれないですよね。でも誠実で互いに敬意がある2人だからこそ、同じ女性を好きになってしまった切なさが増したシーンだと思っています。

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