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「西園寺さんは家事をしない」が愛された理由 松本若菜&SixTONES松村北斗の芝居力・倉田瑛茉との信頼関係…岩崎Pが分析「圧倒された」【最終話プロデューサーコメント】

モデルプレス / 2024年9月16日 19時9分

松本若菜、松村北斗「西園寺さんは家事をしない」最終話より(C)TBS

【モデルプレス=2024/09/16】女優の松本若菜が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(毎週火曜よる10時~)の最終話を前に、プロデューサーの岩崎愛奈氏からコメントが到着した。

◆松本若菜主演「西園寺さんは家事をしない」

本作は、ひうらさとる氏による同名コミック(講談社「BE・LOVE」連載)が原作。徹底して家事をしない主人公・西園寺さん(松本)と、年下の訳ありシングルファーザー・楠見(松村北斗)&その娘・ルカ(倉田瑛茉)による風変わりな同居生活を通して「幸せって何?家族って何?」を考えるハートフルラブコメディ。

西園寺さんをはじめとする、“偽家族”や周囲の人々たちが繰り広げるナナメ上をいく展開に、ドキドキ&ハラハラ&あれれ!?とさまざまな感情が飛び交った物語もついに最終回を迎える。

視聴者から寄せられる温かいメッセージを糧に、キャストやスタッフとともにドラマ作りに向き合ってきた岩崎氏に、心に残っている出来事や最終回に向けた視聴者へのメッセージを聞いた。

◆「西園寺さんは家事をしない」プロデューサーコメント
◆ “胸キュンのTBS火ドラ”枠と視点をずらした「西園寺さんは家事をしない」

― いよいよ最終回を迎えますが、これまでの放送を振り返っていかがですか?

この企画を立ち上げたときに、“家族って何だろう”“幸せって何だろう”を考えるドラマにしたいと思っていました。結果的に、当初思っていた以上に家族や幸せについて濃密に考えた数ヶ月になりました。ものすごく大きなテーマを掲げたので、やはりそこに切り込んでいくのは本当に難しくて。それでも、私1人ではなく、脚本家チーム、キャスト、スタッフ、そして原作のひうらさとる先生と、全員で一緒に悩んで考えて話し合ってアイディアを出し合って…と繰り返して一歩一歩進んできたので、最終話まで辿り着けたことがとても感慨深いです。制作はもちろん大変ではありますが、全員が一緒にワクワクする方に向かって進んでいる感触があり、大変さを補って余りある幸福な時間でした。それはやっぱり、西園寺さんというパワーのある主人公が教えてくれることがたくさんあったから。私自身も、「こうあるべき」という固定概念に囚われてたなと気づいた瞬間が何度もありました。そういう意味でも、私にとって本作はとても大事な作品になりました。

― 特に印象深かった反響はありましたか?

本作では、主人公の西園寺さんたちが“偽家族”という前例のないことを始め、どんどん進んでいく姿が描かれています。要は、誰も観たことがない「家族」「愛」「幸せ」を作っていく物語を描こうとしていました。でも「誰も見たことがない」ということは、理解してもらうのが難しいということでもある。「何言ってるの!?」「よくわからない」と感じる方もたくさんいるかもしれないと思っていたんです。でも、そんな心配をよそに、肯定的に受け止めてくれる方、面白がってくれる方が本当に多かった。皆さんが、西園寺さんたちと一緒に前例のない形を探して考えてくれていることが伝わってきて。視聴者の皆さんが西園寺さんや楠見を信頼してくれて、「西園寺さんたちならこの問題を解決してくれそう!」「なにか新しい形を見つけてくれそう!」と思ってくれていたんだなと。そういった反応がとてもうれしかったです。

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