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稲垣吾郎、4年ぶり主演舞台の再演決定 剛力彩芽ら続投・“100ステージ目”迎える【No.9-不滅の旋律-/コメント】

モデルプレス / 2024年10月1日 10時0分

稲垣吾郎(提供写真)

【モデルプレス=2024/10/01】稲垣吾郎が主演をつとめた舞台『No.9-不滅の旋律-』が4年ぶりに再演することが決定。稲垣や女優の剛力彩芽らが続投する。

◆舞台「No.9-不滅の旋律-」とは

ピアノソナタ「悲愴」「月光」や交響曲第3番「英雄」、第5番「運命」など、数多くの名曲を残し、後世の音楽家達にも多大な影響を与えた“楽聖”ベートーヴェン。そんな彼の苦悩の人生と創作の深層に迫り、2015年の初演以来多くの観客を感動の渦に巻き込んできた舞台『No.9-不滅の旋律-』が4年ぶりの幕を開けることが決定した。

タイトルの『No.9』とは、ベートーヴェンが作曲した9番目にして生涯最後の交響曲第9番ニ短調(第九)のこと。豊かな才能に恵まれる一方で、持ち前の激情や孤独感から周囲の人々や社会とぶつかり続けた男が、自らの音楽のあり方を掴むドラマのクライマックスには、第四楽章の合唱「歓喜の歌」が鳴り響く。

2018年、ベートーヴェン生誕250周年にあたる2020年と再演を重ねた本作。今回は、「第九」初演から200年の節目にあたる年の上演。個性豊かな登場人物たちが織りなすドラマは、時を超え、聴き慣れたあの旋律をよりいっそう奥深く響かせ、その場に居合わせる人々の心を揺るがすだろう。

◆稲垣吾郎が“ベートーヴェン”に

稲垣は今回もベートーヴェンを演じる。暴力的な父親による幼少期のトラウマに加え、複雑な性格がもたらすさまざまなトラブルに悩み、さらには創作に深刻な影を落とす病に冒された焦燥感、孤独感、その末にたどりついた境地を、持ち前の知性と繊細さをもって浮かび上がらせる。初演から9年以上、本公演中には100ステージ目も迎える今、その人物造形はさらなる奥行き、深化を見せるだろう。

稲垣は、「ベートーヴェンを演じていると、ふと自分と重なるような瞬間があり、もう一人の自分といるような感覚に陥ることがあります。回を重ねてもなお、掴みきれないところもまだまだあって、常にベートーヴェン像を追い求めている気がします」とコメント。「4度目の上演となる今回も、ご一緒するキャストの方々と新たな『No.9』を作り上げていきたいと思っています」と意気込みを伝えた。

彼を秘書として支えるマリア役は、2018年の再演から参加し、溌剌とした佇まいが強い印象を残す剛力彩芽が続投。ベートーヴェンと対等に渡り合い、インスピレーションを与えるピアノ製作者ナネッテ役には、近年は舞台でもその実力を存分に発揮する南沢奈央が初めて挑む。

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