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星野源、以前と変化した仕事スタイル・執筆でのこだわり「強調したかったらそれを削ぎ落とす」【いのちの車窓から 2 】

モデルプレス / 2024年10月1日 19時39分

星野源(C)「いのちの車窓から 2 」/KADOKAWA

【モデルプレス=2024/10/01】歌手で俳優の星野源が10月1日、都内にてエッセイ集「いのちの車窓から 2 」(KADOKAWA)出版記念トークイベントを実施。自身の文筆家としての活動について話した。

◆星野源エッセイ集「いのちの車窓から 2 」

雑誌『ダ・ヴィンチ』2014年12月号よりスタートしたエッセイ連載「いのちの車窓から」。その連載をまとめた『いのちの車窓から』(2017年3月刊)から約7年半ぶりの刊行となる第2巻が9月30日に発売。2017年から2023年までの連載原稿(不定期連載※一部連載時原稿未収録、改稿あり)に、4篇の書き下ろしを加えた計27篇+あとがきを収録。カバーと表紙のイラストは、角川文庫版『いのちの車窓から』と同じくビョン・ヨングン氏が手掛けた。

◆星野源「強調したかったらそれを削ぎ落とす」執筆でのこだわり

会場には当選した約30人のファンが来場したが、星野は「困るでしょ?この近さは困る(笑)」とファンに寄り添いつつツッコミ。そんななか始まったトークイベントで、まずは文筆業を始めたきっかけについての話題となり、小学生の頃から文章を書くことは好きだったものの、当時20歳の頃にメールが普及してきた際に「自分の文章がうまく伝えられない」とメールを打つことに苦手意識を感じていたことから「仕事しちゃえば絶対にうまくならなければいけなくなる」と自らエッセイ連載を希望して文筆業を始めていったと明かした。

エッセイを書き始めた当初は「面白い文章を書きたい」と意気込んでいたようだが、同書については「何も考えずに書き出して、『どうやって終わるの?』というところからきれいに終わるのが気持ちいい」とオチを決めずに書くことが楽しいと告白。“エッセイ”であるからには、自分の視点の話であることが前提としてあるが、「強調したかったらそれを落としていく」と明かす。つい自分が感動したことを強調したくなる一方で「強調しちゃうと“強調している僕の話”を読むことになる。削ぎ落とすことによってそれを体験してもらえる」と読者に体験してもらうことを大事にしていると打ち明けた。

◆星野源、以前から変化した仕事への向き合い方

連載は既に最終回を迎えているが、今後の創作活動についても質問が。「前は同時にいろんなお仕事をしたいみたいなのがあったんですけど、 今は一つずつ大事にやっていきたい」とし、「(文筆業を)やらないのは基本的にない」としたうえで、役者、音楽、文筆と一つずつじっくり活動していきたいと今後の展望を告白。ラジオやエッセイ、作詞など思いを伝える場面が複数あることも例に挙げつつ「エッセイでしか書けない表現がある」といい、特に今回の著書については「文筆家・星野源の表現がすごく形づいたんじゃないかな」と言及し「自分の大事なものとか、すごくしんどかった思いとか、色々書いてはいるんですけど、どれも今の星野源を作ったものであるので是非読んでいただきたいです」と呼びかけていた。(modelpress編集部)

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