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渡辺謙・高畑充希・森七菜・見上愛ら「国宝」追加キャスト12人発表

モデルプレス / 2024年10月8日 5時0分

喜久雄と京都の花街で出会い人生を賭ける芸妓・藤駒役に見上愛。「日本舞踊、三味線、舞妓さんや芸妓さんとしての所作練習に勤しみました。こんなにも贅沢な環境でお芝居ができたことを幸せに思います」と語った。見上は、初めて喜久雄と出会ったその日に、自分の人生を賭ける覚悟を見せる、意志の強い女性を演じる。

喜久雄の父親で立花組組長・立花権五郎役に永瀬正敏。権五郎が抗争によって命を落とすことが、喜久雄の人生を変えることになる。そして喜久雄の継母であり立花権五郎の後妻・立花マツ役には宮澤エマ。権五郎の死後は喜久雄の生みの母親の遺言を守り、堅気にさせるために喜久雄を大阪の花井家に送り出す。

◆黒川想矢・越山敬達、吉沢亮・横浜流星の少年時代を熱演

喜久雄の少年時代を演じるのは、黒川想矢。映画初出演となった是枝裕和監督作品『怪物』(2023年)で、第47回日本アカデミー賞新人俳優賞、第66回ブルーリボン賞新人賞を受賞し、第76回カンヌ国際映画祭に参加。観客の心を揺さぶるその迫真の演技は、世界から脚光を浴びた。

喜久雄の親友でライバル・俊介の少年時代を演じるのは、越山敬達。「EBiDAN NEXT」としてのアーティスト活動や「ニコ☆プチ」のメンズモデルとしても注目を集めている越山。テレビドラマ『天狗の台所』(2023年・2024年)ではメインキャストの飯綱オン役を務め、初主演となった映画『ぼくのお日さま』が、第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品、そして第16回TAMA映画祭最優秀作品賞を受賞するなど目覚ましい活躍を見せている。

喜久雄の才能を見込んで初舞台を用意する梅木役は、嶋田久作。嶋田演じる梅木は、歌舞伎の興行を取り仕切る三友の社長。早くから喜久雄の才能を見込み、喜久雄と俊介の初舞台を仕掛ける。歌舞伎界で花開く2人の成長には欠かせない存在の敏腕社長である。

喜久雄とともに時代を生きる竹野役に三浦貴大。三浦演じる竹野哲平は、三友の社員。世襲制の歌舞伎の世界で才能を開花していく喜久雄に対して、複雑な思いを持つが、長い年月をともに過ごし、喜久雄や俊介とともに成長していく、実直な男性を演じる。李組には『許されざる者』、『怒り』、『流浪の月』(2022年)に続く4度目の参加となる。

◆吉沢亮主演「国宝」

2002年「パレード」で山本周五郎賞、「パークライフ」で芥川賞を受賞。2007年「悪人」では、毎日出版文化賞、大佛次郎賞など数々の賞に輝いた吉田修一氏の最高傑作との呼び声高い「国宝」。2017年から朝日新聞にて連載され、歌舞伎界を舞台にした本作は、連載時から話題となり、2018年に単行本化。2019年第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞し、吉田氏自身が、3年の間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げた渾身の作品である。

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