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渡辺謙・高畑充希・森七菜・見上愛ら「国宝」追加キャスト12人発表

モデルプレス / 2024年10月8日 5時0分

メガホンをとるのは、『フラガール』(2006年)で日本中を感動の涙で包み、日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞を受賞した李相日監督。初めて吉田作品に挑んだ『悪人』(2010年)は、国内のあらゆる映画賞を総なめにし、第34回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で最優秀女優賞を受賞するなど、海外でも高い評価を得る名作となった。(modelpress編集部)

◆渡辺謙コメント

吉田修一さんの『国宝』出版されて直ぐに読ませて頂いた。役者の心の苦悩、歓喜、そして生き様が赤裸々に描かれていた。ただあまりにも壮絶で壮大な人生は「こりゃ映像化は無理だ」とも感じていました。しばらくして、盟友、李相日監督から連絡を貰うことになる。なんと挑戦したいとの事。腰が浮くのを抑えながら、果たしてこの大作を支えられるか悩みました。でも、これまで数々の難題を乗り越えて来た李監督を信じ、この素晴らしい作品に立ち向かう決意を固めました。

◆高畑充希コメント

本来は大きな空間で、全身で、浴びさせてもらうはずの歌舞伎の世界に、汗や涙も捉えられるような寄りの視点で没入する。モニターを見た時、その新鮮な世界の美しさに息をのみました。元々美しいお2人なのに、これ以上美しくなるの?!って(笑)。私はお2人の1番近くにいつも存在しているキャラクターだったので、間近で貴重な瞬間を沢山観られて、幸せです。そして何より、久々にまた李監督や李組の皆さんと一緒に撮影が出来て、本当に楽しかった!

◆寺島しのぶコメント

『国宝』という吉田修一さんの途轍もない大作に挑戦された李監督の思いを受け取り参加させて頂きました。今まで生きてきた私の環境や、蓄えてきたものを少しでも活かせていれば良いなぁと思っています。吉沢亮さんと横浜流星さん、2人の少年時代を演じた黒川想矢くん、越山敬達くんの努力とガッツに脱帽です。支えてくださる沢山の方の思いが結集されて、素敵な作品になっている事を切に願います。

◆田中泯コメント

万菊さんという人になるために、カラダも心も習う毎日でした。初めてその姿になった時のことでした、数えきれぬ人々の知識と経験が技となり万菊さんの姿が現れる。仰天しました。距離を縮めることのなかった歌舞伎世界の向こう側に、自分はカラダ毎さらわれたのでした。日々自分の声に不安になり、自分の姿に困惑し、一瞬でもいいから、否一寸でも長く先人の魂が自分の体に訪れ、遊んでほしい、と願ったものでした。万菊さんという自分のうちなる異人。伝統から生まれた万菊さんは今や僕のオドリ探求の相談役であります。そして終わってほしくなかった李相日監督の撮影の一コマ一コマが僕のオドリの稽古のようでした。贅沢しました。礼

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