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坂口健太郎&イ・セヨン、日本で交わした“約束” 心通わせるため互いに連れて行った場所とは「共感したいと思って」【愛のあとにくるもの インタビュー】

モデルプレス / 2024年10月10日 7時0分

さらに坂口は、原作を深く読み込むこともしなかった。「原作を読み込めば読み込むほど、実際会って話したものと別の印象が自分の中につくのが嫌で。彼女が紅の役をどう思うかなど、コミュニケーションできる時間がすごく大事だった。だから彼女に対しては逆に全部が新しかった。紅を演じる彼女を見つめ続けることに時間を割きました」

◆坂口健太郎&イ・セヨン、日本での“約束”

撮影は日韓の両方で行われた。言語の壁、慣れない環境での芝居…それぞれが抱いていた不安を払拭したのは、やはり1番近くにいた互いの存在だった。

セヨンは「健太郎さんが先に韓国にいらっしゃって、そこで私が助けてあげなければいけなかったのですが、逆に私が日本で健太郎さんに助けていただいたことの方が多かったような気がします。最初に私が日本に来たときには『1人で寂しくない?大丈夫?』『言葉が通じなくて大変?』と心配して色々聞いてくださって。私も健太郎さんにそういうことをしてあげなければいけなかったのですが、私の方がたくさん助けられていて、日本に来たときにすごくありがたくて申し訳ない気持ちになりました」と振り返る。

距離を縮めるため、2人は撮影以外でも同じ時間と空気を共有した。「健太郎さんが韓国にいらっしゃったときに『何か共感したいな』と思って私が知っているところに一緒に行っていただきました。逆に私が日本に来たときには、健太郎さんが行きつけのお店に連れて行ってくださって、通訳の方も一緒に3人で美味しいご飯を食べたり、お酒を一緒に飲ませていただいたりして。それで『次にこのお店に来たときに、残ったお酒をまた飲みましょう』とボトルにサインをしたんです。最近、サインをしたそのお酒の写真を見つけました」

◆坂口健太郎、イ・セヨンのポジティブさに救われる

当時の思い出を笑顔で語ったセヨンは、坂口に日本語で「今日、夜(そのお店に)行こうか!?」と突然提案。坂口が「今日一緒に!?」と笑いながら韓国語を交えて返すと、彼女は日本語で「約束が!」とボトルへのサインで誓った“約束”を果たしたい想いを明かしてくれた。

セヨンの天真爛漫さが現場を和ませる中、坂口はそんな彼女に救われたと語る。「僕は本当にいつも助けてもらっていました。韓国での撮影では明確な日本と韓国の差があるのかもと思っていたけど、彼女がカメラ前に、現場の中心に良い空気でいてくれていたから心配がなくなりました。僕は(現場の)皆さんと初めましてだし、それこそ言葉が通じない不安も最初はあったけど、その心配が早い段階でなくなったのは、きっと彼女が現場の空気感をすごくポジティブに変えてくれていたからだろうなと思います」

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