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兒玉遥、うつ病公表までを赤裸々告白 HKT48時代に陥った恐怖・焦り「どうしたら自分を認められるのかがわからなかった」【インタビュー後編】

モデルプレス / 2024年10月12日 8時0分

◆兒玉遥、休養時の支えは“家族”「すごく安心できました」

― 休養期間の生活についてお聞かせください。

兒玉:1回目の休養のときは焦って復帰したのですが、やっぱりダメで、休んでしまいました。その後は、当時のスタッフさんたちが「はるっぴのタイミングでいいよ」「思いっきり休んでいいからね」と言ってくださったので、甘えさせていただきました。休養していた期間は何に対してもやる気が起きず、今まで幸せに感じられたことも幸せに感じられなくなってしまったので、ただ起きてご飯を食べて寝るしかしてなかったです。

― そんな時に支えになった言葉はありましたか?

兒玉:実家で療養していたので、母が「遥だけは絶対守るよ」と言ってくれたのが大きかったです。強い味方がいることは、すごく安心できました。

― いまの兒玉さんが、当時のご自身にかけたい言葉はありますか?

兒玉:「頑張るのは大事だけど、頑張りすぎなくていいよ」と伝えたいです。弱っていることに気付かないまま、追い詰められるまでやらなくていい。私は周りからの視線をすごく気にしていましたが、意外に誰も見ていないので、しっかり休むことと、意外と他人は自分のことを気にしていないということを教えたいです。

◆兒玉遥、うつ病公表のきっかけ 伝えたいこと

― うつ病を公表したきっかけや、伝えたいことをお聞かせください。

兒玉:やっとストレス対処がうまくできるようになってきて、克服できたと感じたため公表しました。思っている以上に心の病気や悩みを抱えている人が多い一方で、体験談や対処法があまり語られていないと感じたので、少しでも今療養している人や病気の人を支えている人の参考になれたら良いと思い発信しています。

― うつ病を経験したことで、変化したことはありますか?

兒玉:自分が変えられないことを考えるのは辞めようと思うようになりました。自分の過去や、他人からの評価をずっと気にして生きていましたが、相手の心は読めないし、100人いたら100通りの考え方があるので、意識しすぎず自分のやりたいことをやって、自信さえあれば良いと考えるようにしています。もっと自分の心を大事にしようと思うようになりました。

― アイドル時代は反省点を書く“反省ノート”をつけていたそうですが、現在も書かれていますか?

兒玉:今も日記は書いています。ですが、反省とかではなく、「こんなことがあった」「楽しかった」など、ポジティブなことを毎日書くようにしています。読み返すこともないですが、私が書いているのは5年日記なので、同じページに1年前の同じ日の文章が書いてあり、「1年前の自分、こんなこと考えてたんだ」という気付きがあって面白いです。

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