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福本莉子「踊る」シリーズ最悪の犯人の娘役は過去作で研究 柳葉敏郎が絶賛「だって怖かったもん」

モデルプレス / 2024年10月11日 21時49分

また、「室井さんと初めて会うシーンでは、監督は『動物を見るような目で』って言われて…。『動物を見るような目?』って思って。それを何テイクか撮って、いろんなバージョンをやった。映像を見たら『何を考えているんだ?この子』みたいな顔になっていた。一見普通なんだけど、やっぱり異質な感じを意識しました。それは(過去の)映画を見て研究しましたね。日向真奈美さんの映像を見て話し方や動きを研究してやりました」と過去作を念入りにチェックしたという。すると柳葉から「だって怖かったもん。本当怖かったもん」と太鼓判を押された。

◆柳葉敏郎、共演者に熱心な指導

室井は秋田に戻り、被害者家族・加害者家族を支援したい思いで、少年たちと一緒に暮らしている。一緒に住む少年を演じた齋藤潤は柳葉から熱心な指導を受けたといい、「支えてくださった。知らないことだらけだったので丁寧に教えてくださって伝えてくれた。僕が分かるまで何回も段取りに付き合ってくれた。クランクインの日、学校のシーンだったけど柳葉さんは来てくれた」と感謝し、「ずっと大きな存在ですし、隣にいまも立てていることはすごく幸せ」と大先輩との共演を噛み締めていた。

柳葉がずっと寄り添い続けていたからこそ「その分ずっと緊張もしていたんです」と明かす齋藤。「いまも顔あまり見られなくて…緊張しています」と打ち明けると、柳葉が背中をポンと叩く場面も。柳葉は「本当の親子を作りたかった。自分の息子を何かする親父の気持ちになったつもりでいた」と振り返った。

すると、本広監督が「前編のラスト、ギバさんの役者魂を齋藤潤くんにうつしていくっていうのを見て感動して泣いちゃって。あの時、ギバさんも泣いていましたもんね」と暴露。柳葉は照れ笑いを浮かべながら監督に詰め寄る一幕もあった。柳葉は「役者としては(泣くことが)いけないかもしれないけど、柳葉敏郎の父親の気持ちがちょっと出ちゃった時間だったかな」と語った。(modelpress編集部)

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