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西垣匠「頑張り続けることが普通」ひたむきでストイックな俳優業への想い【「海に眠るダイヤモンド」インタビュー後編】

モデルプレス / 2024年11月6日 16時0分

― 今後演じてみたい役柄を教えてください。

西垣:これまでは明るい役をいただくことが多かったので、明るいイメージを持たれがちなのですが、僕は基本的にダークで闇属性です(笑)。だからこそ、暗い雰囲気の役のほうが自分の中で腑に落ちる演技ができているので、暗い印象や闇を抱えているような役柄に挑戦できたらいいなと思います。今回、神木さんが演じられたような1人2役や二重人格の役にもいつか挑戦してみたいです。

◆西垣匠の「夢を叶える秘訣」

― 役者を初めてからいろいろな経験をされてきたと思いますが、西垣さんがこれまでの人生の中で悲しみを乗り越えた方法を教えてください。

西垣:役者を始めてからは、 「オーディションに落ちちゃったな」「この現場、もうちょっとこうできたな」と日々落ち込むことはありますが、失敗した時は結果で後悔しません。カメラの前で出たパフォーマンスが微妙だった時、それは起こったことだから仕方ないことで、結果ではなくその前の準備に問題があると考えるからです。だからこそ、準備期間は絶対に後悔のない結果で終えられるように意識しています。「今回はこの部分が足りなかった」と振り返ることはしますが、引きずるようなことはないです。

― 努力を続けながらも前向きでいられる理由はありますか?

西垣:特別自分が努力をしている意識はなく、この世界は頑張り続けることが普通です。自分の意思で役者という道を選びましたし、それが辛いなら辞めれば良いと思っているので、この仕事が好きだからやるしかないという思いで頑張っています。当たり前のことだから努力をしている感覚です。

― モデルプレス読者の中には、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、これまでの人生を振り返って感じた西垣さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。以前のインタビューでは「ちゃんとした量の努力をすれば夢は叶う」と話されていました。

西垣:もう1つ挙げるとするならば、言葉にすることだと思います。言霊って本当にあると思っていて、自分の夢や目標を人に言うことによって、自分にも言った責任が生まれますし、周りの人も応援してくれるようになります。やりたいことがあったら別に笑われてもいいと思うので、恥ずかしがらずに発信してみてほしいですし、笑われてしまっても、もう少し成長したら「叶うかもしれないよね」と言い始める人もいるはずです。他人の評価は大事なのですが、走っている時には周りが見えなくなってしまうこともあるので、そういった意味でも人に言うことは大事だと思います。

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