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玉井詩織“悪女”役は「振り切ってできている」奈緒ら共演者とのエピソードも明かす【あのクズを殴ってやりたいんだ】

モデルプレス / 2024年11月19日 6時0分

◆玉井詩織、奈緒との初共演明かす

― 奈緒さんと仲が良い役柄を演じるに当たって、キャラクター作り以外にどのようなコミュニケーションを取っていますか?

玉井:奈緒ちゃんとは初めましてだったのですが、年齢が近いこともあって、初日からたくさん話しかけてくださいました。普段、ももいろクローバーZというグループで活動しているときは、メンバーと一緒にいるので平気なのですが、1人になると人見知りが出てしまうことがあるんです。ですが、奈緒ちゃんの太陽のような笑顔で明るく「よろしくお願いします」と話しかけてくださったことで、私が隠し持っている人見知りが出ずに、楽しくコミュニケーションを取ることができています。撮影の合間には、作品について話すこともありますが、プライベートの過ごし方だったり、美容の話、「この塩がおいしいよ」など、他愛もない話をたくさんさせてもらっています。

― 同じ市役所でエースとして働く大葉奏斗を演じる小関裕太さんとはいかがでしょうか?

玉井:小関さんは同い年。あまりこの業界で1995年生まれの方と出会ってこなかったので、わりと最初からくだけてお話をすることができました。普段の小関さんも大葉さんのように、すごく気が利きますし、周りが見えているし、とても優しい方。その優しさに助けてもらうことがたくさんあります。

― 撫が本性を見せる、海里のルームメイト・相澤悟役の倉悠貴さんはどんな方ですか?

玉井:一見何を考えているんだろうというような、ちょっと不思議なオーラをまとっている方。ですが、実際に話してみると年相応の青年らしさがある方で真面目なトーンで、ふざけているイメージがあります(笑)。私の方が実年齢でも設定でも年上なので、関係性的にはきょうだいのような感じでお話をしていました。

◆玉井詩織の印象に残っているシーンとは?

― ここまでの放送で印象に残っているシーンや、好きなシーンはありますか?

玉井:撫が「ほこ美が幸せになるのは許せないんだよね」とすごく強いセリフを言っていた第4話のシーン。生きていてそういった言葉を言うことってなかなかないじゃないですか。撫はこのドラマでは悪役パートを引き受けていると思うんです。そういったひどい言葉や行動をするシーンは心苦しかったのですが、監督から「悪い女を楽しんで。あなたがやるからそこに面白さが生まれるんだよ。意外性も生まれるし」と言われて、 思いっきり振り切ってできているのかなと思います。自分が出ていないシーンでは、コメディの要素が強いところが好きです。第2話でほこ美が海里に会いにバーへ行って、自分が出されたものと同じカクテルを違う女の子に出しているところを目撃して「ふん」と怒っているシーンがとてもコミカルで大好きです。現場で奈緒ちゃん1人のシーンを見る機会は少ないので、台本を読んだだけでは想像しきれなかった、ほこ美の愛らしいキャラクターが奈緒ちゃんの味付けでより魅力的になっていて素敵だなと感じます。

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