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GENIC増子敦貴「体感予報」で感じた“マジック現象” 俳優よりアーティスト業が難しい理由【インタビュー】

モデルプレス / 2024年12月10日 17時0分

― 出演作の中で刺激を受けた共演者の方はいますか?

増子:全員なんですが、千尋役の4名(橋本環奈・上白石萌音・川栄李奈・福地桃子)の方は特に刺激を受けました。僕より20cmくらい身長も低く小柄な方たちが、ほかのお仕事もある中で、約3時間の舞台を1人で駆け回って、ずっと声を張って、裏でもずっと元気で本当にタフだなと思いました(笑)。4名とも千尋になるべくしてなった人たちなんだろうなとすごく勉強になりました。湯婆婆役の皆さんもどこからその声が出ているんだろうと尊敬しかなかったです。僕は最年少じゃないのに最年少っぽく見えちゃうので、いつも気にかけてくださって「坊や~」みたいなニュアンスでお散歩に誘ってくれましたし、人間ができている方がたくさんいて刺激的でした。ハク役で一緒だった三浦宏規くんは昔から憧れの存在で、ずっと背中を追い続けていたので、同じ役を勝ち取ってロンドンで再会できたのはすごく感慨深かったですし、かっこよかったです。

― ロンドン公演で大変だったことはありますか?

増子:日本とは日照時間が違っていて、夏は22時くらいまで明るいんです。それで体が夜モードにならなくて、昼間が長いと感じたストレスなのか分からないですが、初めて1ヶ月の間に3回風邪をひきました。

◆増子敦貴、アーティスト&俳優の明確な違い

― 増子さんが思うアーティストと俳優活動の違いを教えてください。

増子:グループは自分を表現する、俳優はいただいた役を表現する、役として生きるという根本的な違いがあって、どちらが難しいか考えたときに自分を表現する方だと思うんです。自分を見ている数が一番少ないのは自分だなとふと思ったときがあって、意外と自分のことを自分が一番知らないんだと気づきました。向き合い方次第で表現は変えられることもグループ活動の中で気づきましたし、正解も不正解もない、自分が表現したことが正解の場所なので、ライブとかは情熱に燃えるときもあれば、ふと冷静になるときもあって面白さを感じます。

俳優はたくさんのチャレンジができる場所です。自分で言うなという感じですが、まだ24歳なのでチャレンジして失敗することが大切で、チャレンジすることを怖がらないでできる場所だと思っています。

― グループに還元できていると感じることはありますか?

増子:良い例だと「体感予報」で知ってくださる方が増えて、GENICを見たときに、僕を好きになったはずが、ほかのメンバーを好きになっているというマジック現象です。これはすごく良い還元だと思っていて、ライブを見に来て素敵なメンバーたちに気づいてくださる方がとても多くて嬉しいです。

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