堤真一&山田裕貴、日本兵役でW主演「木の上の軍隊」終戦80年目に映画化
モデルプレス / 2024年12月11日 8時0分
【モデルプレス=2024/12/11】作家・井上ひさしが生前やりたい事として記していた原案原案を基に、こまつ座にて上演され人気を博した舞台「木の上の軍隊」が、終戦80年となる2025年6月13日に沖縄先行、7月に全国公開されることが決定。俳優の堤真一と山田裕貴がW主演を務めることがわかった。
◆舞台「木の上の軍隊」映画化
本作は、太平洋戦争末期、日本で熾烈な地上戦が繰り広げられた沖縄で、終戦を知らずに2年間、ガジュマルの木の上で生き抜いた日本兵2人の実話を基にした物語。井上氏が遺した1枚のメモを基に、こまつ座&ホリプロ公演として2013年、藤原竜也、山西惇、片平なぎさを迎え初演された。その後、「父と暮せば」「母と暮せば」と並ぶこまつ座「戦後“命”の三部作」位置づけられ、16年、19年にはこまつ座公演として山西惇、松下洸平、普天間かおりが出演し、再演、再々演され、19年には沖縄でも上演。世界からも注目され様々な国から上演依頼がある。映画では、全編を沖縄で撮影、沖縄出身の平一紘氏が監督を務める。沖縄在住のスタッフを中心に組まれた制作陣と共に、全編沖縄にて撮影、木の上のシーンは実話と同じく伊江島で、実際に生えているガジュマルの木を活用し撮影を敢行した。
1945年太平洋戦争末期―沖縄・伊江島で日本軍は米軍との激しい交戦の末に壊滅的な打撃を受けていた。宮崎から派兵された上官・山下一雄(堤)、地元沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン(山田)は敵の激しい銃撃に追い詰められ森の中に逃げ込み、大きなガジュマルの木の上へ登り身を潜める。太い枝に葉が生い茂るガジュマルの木はうってつけの隠れ場所となったが、木の下には仲間の死体が増え続け、敵軍陣地は日に日に拡大し近づいてくる。連絡手段もなく、援軍が現れるまで耐え凌ごうと彼らは終戦を知らぬまま2年もの間、木の上で“孤独な戦争”を続けていた。やがて極限状態に陥った2人はどうなるのか。
◆堤真一&山田裕貴、日本兵役で初共演
本作で主演を務めるのは、映画、ドラマ、舞台と多岐に渡る活躍を見せ、俳優として名実共に確固たる地位を築き上げてきた堤。戦争下の厳しく恐ろしい上官・山下が木の上の生活で変わっていく様を、悲惨さの中にユーモアを交えて演じきる。堤と並んで主演に抜擢されたのは、ジャンルを問わず幅広い役柄に挑み続ける山田。沖縄で育ち、一度も島から出たことがない純朴な新兵・安慶名を嘘のない眼差しで、真っ直ぐに表現。山田が演じる安慶名を通して体感する沖縄戦は、まさに語り伝えていかねばならない事実に見える。
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