WEST.、10年7か月ぶり大阪松竹座で“らしさ全開”ステージ 10年目は「7人で良かったなと再認識させてくれる年」【ゲネプロ・囲み取材レポ】

WEST.（C）松竹

【モデルプレス＝2024/12/15】12月15日、大阪の松竹座にて「WEST.10th Anniversary 大阪松竹座公演」が開幕し、WEST.が出演。初日上演に先駆けて行われたゲネプロと囲み取材の模様をレポートする。

◆WEST.、大阪松竹座カムバック

2014年4月23日「ええじゃないか」でCDデビューし、今年10周年を迎えたWEST.。周年を盛り上げるべく、8月の東京ドーム公演をはじめさまざまなイベントが開催された中、10周年の掉尾を飾る公演として、有観客公演としては「なにわともあれ、ほんまにありがとう！」 （2014年4月26日～5月6日）以来、10年7か月ぶりにWEST.が大阪松竹座に帰ってきた。

公演では笑いの要素をたっぷりと詰め込んだWEST.らしさ満載のお芝居、大人の色気溢れるダンスナンバーから魅力が最大限に引き出されたSHOW TIME、トークと様々な顔を見せていく。ゲネプロでは、お芝居、歌と多彩な顔を披露。お芝居では、大阪を舞台に、業界トップに躍り出たある建設会社の秘密を探るため、特命業務を任された2つのライバル建設会社のクセの強い社員たちがそれぞれ跳躍する。

しかし、案の定うまくいくはずもなく、物語はあらぬ方向へ…。WEST.らしさ満載の7人が織りなすシチュエーションコメディは冒頭から笑いが耐えない展開に。一方、楽曲披露するSHOW　TIMEパートでは、趣向をがらりと変えて華やかなセットをバックに楽曲が持つ魅惑的な世界へ誘ったかと思うと、アコースティックライブ風や、手持ちカメラでメンバー同士が撮影し合ったりと様々な方法で舞台を彩った。舞台は生ものアドリブなども期待できるWEST.なので、毎公演回ごとに違った楽しみ方が出来そうだ。

◆WEST.、囲み取材で公演への思い語る

囲み取材では、メンバーそれぞれが公演への思いをコメント。中間淳太は、「WEST.としては、有観客では10年たっての松竹座なので、ここに帰ってきたな、という気持ちでいっぱいです。僕はデビューしてからほぼ初めてお芝居をしたので、メンバーと一緒に演技が出来たのがすごく心強かったです。この舞台でファンの皆さまに恩返し出来たらなと思っています」とコメント。藤井流星は、「今年はツアーも2回やりましたし、10周年イヤーのラストで松竹座公演が出来るのが嬉しいです。しかもお芝居で、充実感があります」と喜びをあらわに。濱田崇裕（※「濱」は正式には異体字）は「松竹座はシンプルに懐かしいです。場内のちょうちんとか3階席ってこんなに近かったっけ？とか…すごく懐かしい。僕は13歳の時に初めてステージに立ったのが松竹座でした。今35歳になりましたが、公演中に誕生日も迎えますし、楽しみが一杯あります」と胸を膨らませた。