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神木隆之介「海に眠るダイヤモンド」鉄平の行方に言及 一人二役で差をつけていた“細かすぎる”ポイント【最終回直前インタビュー】

モデルプレス / 2024年12月22日 13時30分

― 神木さんが思う撮影現場でのムードメーカーは誰でしたか?

神木:撮影現場の雰囲気は、府川監督が作ってくださっていました。どの作品の撮影現場であっても、主演がふざけても乗ってくれる人がいないとシーンとしてしまうのですが、今回は府川監督が率先してツッコんでくれて。俳優部も府川監督の存在があったからこそ存分にワイワイ楽しく撮影に臨めていました。福田監督もドライ(お芝居の動きの確認作業のこと)でふざけるとめちゃくちゃ笑ってくれて、「むしろこうする(笑)?」とノリノリに。その提案が突飛過ぎてこちらが止める…みたいな楽しいやり取りが繰り広げられながら、自由にお芝居ができる環境でした。

◆最終回のキーワードは“時代はちゃんとつながっている”

― 最終回で、鉄平の行方を知ったときはどう思いましたか?

神木:「そっか…。でも鉄平が決めたことだからな」と思いました。SNSでは、野木さんのファンの皆さんが「やっぱり一筋縄ではいかない野木脚本だ!」とコメントしてくださっていて、鉄平や玲央をはじめ、それぞれのキャラクターが何かの十字架を背負っていて、彼らがどういう人生を全うしてどんな結末を迎えるのか。それがすごく深くて苦しい、と。僕もその通りだなと思いながら演じていました。

― では、最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。

神木:僕にとって、本当に誇れる作品になりました。スタッフやキャストの皆さんも口々に同じようにおっしゃっていて、僕たちの中に刻まれていく作品になったんだなって。最終回は、“時代はちゃんとつながっている”というのがキーワードです。すべての謎のピースがパチっとはまりますし、怒涛の展開が続く予想外の結末になっているはず。端島のパワーや歴史が、玲央が生きる2018年に残っていることを実感していただけるので、ぜひ最後まで見ていただけたらうれしいです!

物語にかける思いや撮影の日々を惜しむように語ってくれた神木。5ヶ月にわたる撮影期間で彼が演じた鉄平と玲央は、ただのキャラクターではなく、時代を超えて受け継がれる“生きた人”として私たちの心に残り続けるだろう。(modelpress編集部)

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