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【木戸大聖インタビュー前編】「9ボーダー」「海のはじまり」…飛躍の1年でぶつかった壁と乗り越え方 目黒蓮とのシーンで意識したこととは

モデルプレス / 2025年1月1日 12時0分

― そんな飛躍の年になりましたが、改めて成長を感じたことはありますか?

木戸:お芝居で言うと、作品ごとに新しい壁にぶつかっている感覚なので大きく成長を感じているわけではないんですが、色々な現場に立たせてもらって経験値を積むことができて昔に比べたらどんな方と共演しても堂々とぶつかっていける自信を持てるようになったのかなと思います。

◆木戸大聖「9ボーダー」で悩んだ部分

― 普段の役作りはどんなところから始めるか、教えてください。

木戸:本当に初歩的な部分で言うと、台本を読んで、役柄がどんな容姿でどんな服を着ているか、台本に書いていないバックボーンを想像することから始まることが多いです。例えば劇中のセリフを「どういう想いで言っているんだろう?」と思ったときにまず自分の中で描かれていない部分を想像し、それを監督にお会いしたときに「自分のイメージはこうだと思ったんですけどどうですか?」と話したりしています。

― 2024年、特に悩んだ役柄やシーンをあげるとしたら?

木戸:作品ごとにあるんですけど、「9ボーダー」だったら29歳から30歳といった年代が変わるときの心境を想像しましたし、僕が演じた高木陽太という役のキャラクター性についてもたくさん考えました。最初に自分が台本を読んだときのイメージと、監督、プロデューサーと話したときがちょっと違っていたので、そこを上手くすり合わせていく作業は結構頭を使ったし、現場で監督と話す時間もたくさんいただきました。

川口さん演じる七苗のことをずっと好きだった設定なので、1話の登場シーンはどういうテンション感で会うか、悩みました。あとは後半になるにつれてそれまで主人公だった恋の矢印が段々と妹(八海)の方に変わっていったので、台本を読んだときは自分の中でどの場面で心境の変化が起こったのか掴めなかったんです。監督に聞きに行って「私たちのイメージではこの瞬間には妹としか見てなかったけど、その後にここで変わったと思うんだよね」と伺って役に落とし込んでいきました。

◆木戸大聖「海のはじまり」クランクインに緊張

― 2クール連続ということで「9ボーダー」の後すぐに「海のはじまり」が始まりました。切り替えも苦労されましたか?

木戸:切り替えも確かに大変でしたし、他のキャストの皆さんとは1ヶ月遅れのクランクインだったんです。どんなテンション感で作品が撮られているのがわからなくて、もうすでに始まっている中に参加するのは本当に緊張しました。かつ自分のキャラクターが登場人物の中で明るい部分を担っていたので、逆にそれが明るくなりすぎて作品のイメージを壊したら嫌だなと思っていて、クランクイン前日は寝られなかったことを覚えています。

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