1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

ゴールデングローブ賞受賞の浅野忠信、緊急会見で喜び語る サプライズゲストも登場【SHOGUN 将軍】

モデルプレス / 2025年1月13日 18時34分

続けて「名前を呼ばれた瞬間に、念のため考えておいたスピーチが飛んで頭の中が全て真っ白になりました。誰も自分のこと知らないヤバいと思い、バンドのMCをやっている時の気持ちで、即興で話しました(笑)」とコメント。「真田さんからは“来てよかっただろ?”と言われました(笑)」と裏話を披露し、「皆さんが想像以上に藪重を喜んでくれた。(演じた役が)藪重で本当に良かったです」と役に感謝を示した。

また、本作の主演・プロデュースを務め、同アワードで主演男優賞を受賞した真田から祝福コメントも到着。嬉しいサプライズに、浅野は「誰にお祝いの言葉を言われても嬉しいが、真田さんからの言葉は本当に大きいですね。真田さんとは10代の頃からずっと共演させてていただいていて、懐の大きさにずっと甘えさせていただいていました。僕のことを誰も知らないときから、耳を傾けてくれて、アクションのことも教えてくれたのが真田さん。一緒に悔しい想いをした時もあったので、『SHOGUN 将軍』では“ここでもう1度徹底的にやってやろう”とリベンジの気持ちもあったので、とっても嬉しいですね」と頬を緩めた。

◆浅野忠信、チームワークの根本にいた存在とは

メディアとのQ&Aタイムでは、浅野のさらなる熱い想いが炸裂。今回、藪重役が高い評価を受けたこととなったが、その役作りについて「最初から6話のテンションを心掛けた」とする浅野。まだ先の台本が分からない中で、1話撮影の時点から先々を想像しながら演じたという。そんな藪重の魅力については、「藪重が面白いのは、ものすごく動物的で素直に生きていて、自分を悪役だと思っていないところ。藪重は鏡のような存在で、鞠子や将軍様はじめ、彼の周りは内に秘めた悪いヤツの集まりだから、彼も悪く見えるんだと思う」とし、「自分も似たところがあるので、縛られずに演じられて楽しかったです」と撮影を振り返った。

栄光を勝ち取った秘訣をチームワークだとする浅野は「チームワークの根本に何があったかというと、真田さんなんですよね」とコメント。「決してすべて上手く行ったわけではないですが、真田さんという強い核があったから、最後までこういった形を保つことができました。それが無ければ、ただ大変な現場だったと思います」と感謝。

これまで、ハリウッド作品には出演経験があるが、言葉の壁で限界は感じていたという浅野。「これ以上ハリウッドではできることはないので、これからは日本の作品をやるしかない、勝ち目があるとしたら日本の作品を日本語でと思っていた。日本語で演技をできたことが勝ち目だったと思います」と話し、その役が世界的に高く評価されることとなったことことで、今後のキャリアにも影響がありそうだとし、「これまでは頑張ってきたことがある所には全然届いていないと思うことがあったが、賞をいただいたことで、誰かに届く届かないではなく、より自分のやりたい演技、信じてきた演技を、怖がらずに続けていいんだなという確証を得られたと思います」としみじみと語った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください