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菊池日菜子・小野花梨・川床明日香出演「長崎―閃光の影で―」公開決定 被爆者救護にあたった看護学生描く

モデルプレス / 2025年1月17日 7時0分

戦後80年。 この80という数字がどこまでも大きくなっていくようにと願いを込めてこの作品に関わらせていただきました。 目を背けたくなるような映像が、現実にあったという事実に向き合いながら今自分が生きていることの意味を考え続けるような日々でした。

◆川床明日香(岩永ミサヲ役)

この作品に参加することは大きな責任を伴うとともに、私にしかできないものでもありました。撮影中、ミサヲに心を託す瞬間に出会えたように思います。役者としてこの瞬間に出会えたことは幸せでしたが、ミサヲとして感じた想いは誰にも感じてほしくないとも思いました。この作品が私たちの今と未来について考えるきっかけとなりますように。

◆松本准平監督

被爆した亡き祖父のこと、見守り育ててくれた多くの被爆者の方々に想いを馳せながら、この映画に取り組みました。被爆の傷跡を抱え、それでも生き、平和を祈り続けてきた故郷。僕はいつか、戦争の悲惨さと原爆の残酷さ、人間の愚かさと、素晴らしさを描く映画を作りたいと念願してきました。あの閃光の痛みも、熱線や爆風、放射能の苦しみも、全て決してわかり得ませんが、一人ひとりのキャスト・スタッフの想像力と知性、感性、そして想いに支えられました。特に、原爆に直面した人間の身心を演じる という不可能へと挑み、見事に達成してくれた菊池さん・小野さん・川床さんに心からの敬意と感謝を捧げます。核兵器は要りません。決して人類に似つかわしくありません。80年前のあの日を二度と繰り返さないために、世界中のあらゆる戦争が無くなることを夢見て、本作が平和への想いを繋ぐバトンの一つとなることを祈ります。

◆「長崎―閃光の影で―」あらすじ

空襲による休校のため、長崎に帰郷してきた看護学生のスミ、アツ子、ミサヲ。 久しぶりに家族や恋人と過ごす彼女たちだったが、 8月9日11時2分、原子爆弾が落とされ、日常は一変する。廃墟となった街で、未熟ながらも看護学生として、人として使命をまっとうしようとした彼女たちの戦いが始まった。一瞬にして地獄絵図と化した長崎で、命を救おうと奔走し、多くの命を葬った少女たちの1ヶ月の物語。

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