日向坂46山下葉留花、小坂菜緒は“恩人” 不安な時期に救われた言葉とは「自分はここにいて良いのかなと思ったことも…」【「卒業写真だけが知ってる」インタビュー】
モデルプレス / 2025年1月18日 8時0分
山下:「夜明けのスピード」は4人(小坂、上村ひなの、正源司陽子、山下)のユニット曲なのですが、私は歌唱力、パフォーマンス力、表情、全てが欠けていると感じていました。自信が持てなくて「自分はここにいて良いのかな」と思ってしまったこともあったのですが、小坂さんが私の歌声が好きだと言ってくださったんです。それが本当に嬉しくて、歌うことがすごく好きになりましたし、「日向坂ミュージックパレード」(日本テレビ系)という四期生の音楽番組でも、小坂さんの言葉を胸に歌ってきました。小坂さんは私にとって恩人だなと思います。
◆山下葉留花、先輩メンバー卒業への思い
― 今作は加藤史帆さん、東村芽依さん、濱岸ひよりさん、丹生明里さんが卒業後初のシングルとなりました。ライブやMVの撮影を通しても、先輩方の卒業を実感される瞬間はありますか?
山下:ライブツアー「日向坂46 Happy Magical Tour 2024」の期間中は特に実感する瞬間が多かったです。「君はハニーデュー」では目の前のポジションにいるはずの丹生明里さんがいなくて、心に大きな穴が空いたような気持ちになってしまったし、「丹生さんとはMV撮影のときにもたくさんお話したな」と思い出しながらパフォーマンスをすることもありました。四期生がご卒業された先輩方のポジションに入らせていただくことも増えてきたので、 “先輩方の思いをちゃんと引き継いでパフォーマンスをする”ということをこれからも忘れずにいたいなと思いますし、当時の先輩方が踊っていらっしゃる動画を観て研究したり、「こういう振り付けだったんだ」ということを学ばせていただいたりすることを大切にしていきたいです。
◆山下葉留花、理想の先輩像は?
― 2025年は四期生の皆さんにとって初の後輩となる五期生も加入しますが、山下さんが理想とする先輩像はありますか?
山下:先輩方も姿勢を受け継いで、後輩にバトンタッチできるような人になりたいです。加入して間もない頃は四期生だけで活動していたので、右も左もわからずに進んでいた時期が長かったのですが、先輩方の活動に合流してから皆さんの姿勢を直接見て、ファンの頃には知らなかった部分も見えるようになって、“アイドルとしてだけではなく、人として本当に尊敬できるところしかない”と感じました。それを自分もしっかりと吸収して、後輩にも繋いでいきたいです。
― 先輩方の姿そのものが“理想の先輩像”なんですね。
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